私の心に春よ来い「共に生き 共に生かされ 日々感謝」 心と体のカウンセリングルーム 春よ来い      

見える力と見えない力に支えられて、日々〝なんちゃって哲学〟を楽しみながら、刻々と過ぎて行く今を楽しんでいます    

無所住心

2014年12月05日 07時38分48秒 | 心と体と日々の暮らし
     

無所住心 (むしょじゅうしん)

「 無所住心 」 覚えたての禅語だ。
一点だけに集中するのではなく、心を空寂にし、注意が森羅万象に応じて、全方位にあまねく漲り渡るようにする心構えを言う。

私は森田療法を受けたことはないけれど、森田療法に惹かれ以前からよく関係する本を読んでいた。
体調を崩して後、本を読めるようになってからは体験がものを言い( 苦笑 )乾燥ワカメが水を吸って戻るようにどんどん吸収することが出来た。
本を読むと森田正馬先生は神経質症の患者さんの指導によく禅語を引用されていた。
たしか、つり革に掴まる時のことを例に話されていたはずだ。
神経質が過ぎる者にとって「無所住心」とは、心がどこにも固着・集中していないことで、その時に初めて心が自由自在に働くことなのだと思う。

私の場合ある方の言葉をお借りして言うならこうなる。
神経質は細かなことに気がつく・・・という良い面と
気持ちが自分に向き過ぎている・・・という悪い面を持った性質ですから
それを活かすには、その悪い面 (内向き) を、外向きに変えて行く努力をするのみなのです。
つまりその細やかさを、自分の為ではなく他人の為に使えというわけですね。
変えて行こうとする努力は無意味ではなく、心のバランスをとるという大きな意義と、効果があると云うことです。
「心のアンバランスが、あなたを辛くさせている」と云っても過言ではないのです。
ならば、細やかな部分(長所)は、そのまま伸ばしつつ、内向きな部分(短所)を修正していけば
心のバランスも取れるようになり、周囲に喜ばれ、自分も嬉しい・・・といった、すべてに良い活かし方ができるわけです。
なので私は、神経質は直すのではなく、活かせばいい そして、自分を知る、自分を変える努力を続けよう。
でも、だからって~~~ 気がついたことをお構いなしに全部するのはただの自己チュー(^з^) なので、やっぱり無所住心 という禅語に立ち返る。
疲れないか?って・・・(^曲^) そこが私という4種の強みなんだな~ 私という神経質の強みなんだな~ おもしろいんだな~

だから、なんちゃって哲学はやめられない v(^^ゞ





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無所住心… (こじはは)
2014-12-07 20:54:27
いい言葉ですね
森田療法は私も勉強したことがあり、森田療法の「なすべきことをなす」を呪文のようにいいながら、行動したこともありますが、その時より、今の方が、森田先生の教えが心に響きます

この、無所住心もとても心に響きました
森田療法と似てるけど、ちょっとちがいますね

神経質って、いいなあー
前は、神経質な自分がすっごく嫌だったけど、今は好きです

はるさんのブログにたまにでてくる禅の言葉や、学習で学んだこと、日常の中で気づいたこと、本を読んで心に響いた言葉などに、私も勝手に共感したり、学んだになったりしています
いつも、ありがとうございます

返信する
こじははさん (はる)
2014-12-08 11:00:40
私も神経質な自分が嫌でした(;´д`)
私も今は好きです(^^)
クソが付かない程度に真面目で、よく気が付いて
奇特な性格だと思っている、今日この頃です(@^▽^@ゞな~んちゃって

こちらこそ ありがとう です♪
明鏡止水 一緒に心磨き続けましょうね~ヾ(^。^*))((^O^)v
返信する

コメントを投稿