中 野 晴 生 Diary

photographer harubowのつぶやき
日々の出会ったこと、感じたことを綴っていきます。

真実一路

2008-08-12 00:17:16 | ひとりごと
=8/11=真実一路。お話の順番が逆になってしまったが、わたしがイスラエルに来ているのは、日本政府の「聖書考古学発掘調査隊」に参加しているからである。私のカメラマンとしては2001年から春夏合わせて10回目になる。最初はガリラヤ湖畔のエンゲブ、3年前から現在のテル・レエヘッシュに移り20年計画で発掘作業にあたっている。聖書考古学とは旧約聖書の世界を考古学者の鍬で科学的に検証する作業であったが、現在ではユダヤ、アラブの共通の歴史を解き明かすパレスチナ考古学としての側面ももつ。何千年もの古代の町を、鍬で掘り起こす作業、出てきた遺物を撮影するのがわたしの仕事である。写真の右中央の小高い丘がわたしたちのフィールド、夜明け前から作業に入る。往古来今。晴

真実一路

2008-08-09 04:26:06 | ひとりごと

=8/8=真実一路。今日はユダヤ教の安息日のシャバット。早朝からナザレの受胎告知教会に向かう。見慣れたタボール山を左に見ながらアラブの雰囲気いっぱいの大好きな町ナザレに着く。ここナザレから、ガリラヤ地方とキリストの足跡を辿りながら所縁の地を巡る。山上の垂訓教会でひと休み。酷暑のなかでガリラヤの風を感じ愉しむ。マタイによる福音書、山上の説教(5章)から、8-心の清い人々は、幸いである、その人たちは 神を見る。9-平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。10-義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。弱い自分を見つめていこう。明日、原爆記念日を前に私の次のテーマの長崎を想う。神恩感謝。晴


真実一路

2008-08-06 07:14:54 | ひとりごと

=8/5=真実一路。「ブログはどうなっているのか」と、たくさんの方からお叱りを受けました。アマゾンの奥地を、アフリカのジャングルをウロウロと歩き回っておりました、ゴメンナサイ?また今日から、グチグチと綴って参りますので宜しくお願いいたします。只今、フランスはドゴール空港でイスラエルはベングリオン空港行きを待ちながらブログに向っております。イスラエルにも大好きなエールフランスで行くのであります。思い起こせば20代を過ごしたパリ。今一度そのころに戻り「ヤンチャで好奇心のカタマリ」になり、50才を過ぎて余分にいただいている今の生を享受したいと願っております。猪突穏進。晴