=3/27=。今日は、おにぎりを作り桜を求めて高麗広の神宮林を目指す。皇大神宮(内宮)の前を通ると、土曜日で駐車場待ちの車が数珠繋ぎで渋滞していた。その車車車を横目に、五十鈴川沿いに剣峠方向にハンドルをきる。麗らかな陽気に、鼻歌が出た。キャンディーズの「春一番」http://www.youtube.com/watch?v=v_3bdfGHuG4である。もうすぐ春ですねぇ恋をしてみませんか楽しい気分で、目的地に着く。山の中腹に山桜が顔を見せている。早速、おにぎりを取り出しひとり花見と座り込む。桜もいっぽん、わたしもひとりで向かい合う粋な風景。しかし、玉子焼きも作ってきたら良かったと真剣に残念がった、、、、、食いいじのはった自分にがっかりする。桜花に、ただただ感謝。晴
=3/19=一物一景。今日は、大忙しの日になった。先ず、京都から滋賀の琵琶湖博物館、三重に戻り友人の写真展に顔を出す。写真は、三重県在住の松原豊さんの「村の記憶」展覧会場。撮影禁止のなかであったが、作品を掛け直している作者をスナップさせていただいた。作品は、4×5インチの大判カメラで撮影された労作であった。松原さんの人柄、暖かい雰囲気が白黒プリントから感じとれた。わたしも8×10インチのカメラで、日本の風景を白黒フイルムで撮影続けている。最後に残る画像は、白黒銀塩フイルムと信じている。「お互い頑張ろう」と、言葉をかけて会場を後にした。次は、愛知県刈谷の額屋さんに愛車赤帽号のハンドルをきる。4:30PM到着、次の写真展の打合せに入る。しかし、頼んでおいたホーナーのハーモニカが届いていて、打合せから脱線してありとあらゆる話題に拡がった(何時もの事である)。大忙しのうえに、楽しいと言葉がはいる吉日であった。感謝。晴
=3/14=千古万古。今日は、楽しみにしていた「古代カルタゴとローマ展」に朝一番で京都文化博物館に駆け込む。日曜日ということもあり、たくさんの人で賑っていた。最初に、印象から話すと「素晴らしい」のひと言であった。点数、説明など完璧なほどに企画進行されたみなさまに拍手である。最近は、現代アートの展覧会はたくさん見てきたが、久しぶりの博物館展示に感心した次第だ。わたしは、ただただモザイクを楽しみに来たのだが、最初は前6世紀末~前2世紀初頭のテラコッタのマスクで迎えられた。素晴らしさに、直ぐに古代カルタゴの世界に連れて行ってもらい夢心地。前3~前2世紀の鎧、コインなど見ては、文明・文化の力に驚嘆する。京都のお店で開店はと訊ねた時、「店は戦前です、戦は応仁の乱どすけど、、」と返ってきて驚いた思い出がある。考えればその戦は1477年である、会場では昨年ぐらいの出来事のように感じる。タイムマシンがあったら、縦の時間を長く旅をしてみたいものだ。おめあてのモザイク展示は、階段を降りた3階にあった。素晴らしかったが、やはり中東、北アフリカの現地で見た時は、あの青空の下だからこの色に飛びっきり感動したのであろう。そして日本には、わたしたちの風景、気候でなければ出せない色が伝わっているのだろうとも感じた。ご招待いただいた佐藤先生はイランから帰られたでしょうか、ブログを通して深く御礼申し上げます。感謝。晴