=5/25=東奔西走。楽しかった、取材旅行がアッという間に終わり、伊勢に戻る日になった。迷っていた仕事の悩みも晴れ、坦々とシャッターを押し続けていこうと確信する。修行僧のような強い意思は持ち合わせないが、祈りと供に世界中の聖地を自分の足取りで訪ね歩き続けていきたい。ANA1810便の機窓からは、中央アルプスがキラキラと輝いている。眺めながら、あたたかいスープと、冷たいグレープフルーツジュースをいただく。素敵な風景、楽しい方々、美味しい食べ物、今回もたくさんたくさん頂いた。神恩感謝。晴
=5/24=花鳥風月。昨日から新潟に移り、友人のZさんのお宅にお世話になっている。今日は、Zご夫妻と棚田の撮影に向かう。最近は、東京から団体バスに乗ってアマチュアカメラマンが詰掛けるほどの人気場所になっている。お米大好きなわたしにとっても魅力溢れる風景である。ゆっくり喜写させていただく。お昼は、これも大好物の小嶋屋の「へぎそば」で満足。お昼からは、美人林でゆっくり撮影。いかにも私好みのネーミングである。満足。夜には、Zご夫妻と、巨匠になられた地元カメラマンのSさんも飛騨の高山から急いで帰っていただいて、素敵なメンバーと美味な料理と洒落た会話に楽しい時間を過ごす。感謝。晴
=5/22=確乎不抜。今日は、朝から雨が降り続いている。大好きな雨に、レンタカーを返却して秋田市内を散策する。これまで訪ねたことはあるが、歩いて楽しんだことなく嬉しい。傘も差さずに雨も楽しんで、昼には山形の酒田の「土門拳祈念館」へ、五回目の見学に向かう。駅弁を買い込み、JRの各駅停車で2時間余りの旅に心はずむ。旅の道中に路線バスや各駅電車をよくつかう。車窓から地元の風景、車内では地元の言葉での会話を聞きながら、車の揺れに身を任せる時間は、わたしには至福の時である。酒田駅からは路線バスで記念館を訪ねる。閉館まで3時間30分、誰よりも日本人を日本を愛し続けた目に、何度も何度も感激する。土門さんの言葉に「魅かれるものに魅かれるままにジーと眺める。(中略)要するに余計なことを考えずにただ胸にジーと応えるまで相手をじっと見る。見れば見るほど具体的にその魅かれるものが見えてくる。」。勉強させていただいた。感謝。晴