=2/18=東奔西走。深夜に、伊勢から熊野三山の取材で和歌山の新宮市のホテルに入る。少し睡眠をとり朝7:30にホテルを出て、熊野那智大社に向かう。連日の寒さで那智の大滝の滝壺は凍っており、特別のはからいで滝近くで撮影させていただく。時々、氷った部分が滝壺に大きな音で落ちてくる。水の存在感、自然の力、、、寒さと静寂でぴんと張り詰めた空気の中を、滝水がものすごい威力で地に降り注ぐ。こころが引き締まったところで、護摩木のお焚き上げの神事の撮影をさせていただく。わたしも、願い事を護摩木に書き焚き上げていただいた。神恩感謝。晴
=2/17=往古来今。今日は、神宮で祈年祭の祭事が行われた。「としごいのまつり」といわれ、五穀豊穣をお祈りする大御饌の儀と奉幣の儀の二つの祭典が、日曜日ということもあり参拝に来られた多くの方々の見守る中、執り行われた。今日の天候は気まぐれで、雪もちらつく。警備をされる衛士さんにお聞きしても、「数年前にあったかなぁ~」と、雪の中の参進は珍しい様子。祭主さんはじめご奉仕されるみなさまは大変だが、ファインダーを覗くわたしや参拝の人々の目に映る光景は、よりいっそう美しく、静かにそして厳かに繰り広げられる絵巻物であった。感謝。晴
=2/14=往古来今。早朝3:30に伊勢を出発、車で熊野に向かう。いつもお世話になるカメラマンKさんに、運転とアシスタントのお手伝いを願った。体調が最悪で、次週の長い出張前のバタバタのなか、Kさんのアシストに感謝である。車はKさんの運転で快走、最初の撮影場所の熊野那智大社に8:00AMには到着した。9時から「月次祭」の撮影をさせていただく。御本殿での祭事の後、那智の大滝前に移る。流れ落ちる巨大な瀑布、滝そのものがご神体なのだ。古来より人々が神と崇めた滝、その前で行われる神事は、滝の絶えざる流れとともに時を越え今に至る。流れ落ちる滝の壮大な姿と音とが心に響く。神事の後、伊勢の神宮から熊野那智大社に帰られたSさんにお会いできた。笑顔、笑顔で歓談させていただき、今度は楽しいひとときに時を忘れた。晴
=2/13=往古来今。今日の伊勢は、雪、曇、晴、雪、曇、晴を繰り返す、不思議な天気だった。そんな中、明日からの出張に備え、バタバタと用事を済ませる。その一つが、先日頑張った取材撮影「倭姫巡幸」前編がレイアウト入稿の段階に入り、そのために写真の本データーを作成したことだ。まだまだ撮りなおしに何度となく通うであろうが、今回の旅は楽しいものだった。檜原神社、大神神社から琵琶湖、伊勢へと続く道を歩き、神宮の再発見の旅でもあった。写真は琵琶湖に注ぐ、天神川河口。シャッターを押しながら、しばし時を越えて見つめていた光景である。晴
=2/12=千客万来。若きエースカメラマンのNさんから電話で、昼食のお誘いが来た。同じく「レチナの宮」のメンバーのAさんも誘おうと、宮川の橋を渡ってAさんの事務所に向かう。事務所でしばし、デジタルのセンサークリーニング用品をパソコンで探す。デジタルカメラになってから、レンズ交換などの際に出るゴミ処理が大変なのだ。三人で、あれやこれやと話が続く、、、。昼食で集まったのを思い出し、近くの食堂「プク福屋」に急いで向かう。わたしは初めてだが、ふたりのお気に入りのお店だ。日替わり定食、500円を頼む。今日は海鮮丼にサラダが付いていた。綺麗に盛り付けられており、赤身の魚の味も良い。リーズナブルで美味しいのが、われらの掟、満足しての完食。今日も、丼の写真と思ったが、丼が来るまでにNさんに撮ってもらった、わたしの姿をサービス?結膜炎で目が腫れているので、サングラス姿でゴメンナサイ。晴
=2/7=千客万来。今日も、パソコンの前で作業を続けている。なんとつまらない時間だろうと嘆く。ふっと、こういう時に誰か来ないかと願うも、珍しく事務所のドアーも開かない、電話も鳴らない、ブログのネタも作れない。ひとり寂しく、イヤイヤ、こんなときにもコンピュータの向こうで皆さんがブログを通し事務所をのぞきに来てくださっているのかもしれない。それを思って、作業している姿をのせて今日のページにします。友来遠方。晴