中 野 晴 生 Diary

photographer harubowのつぶやき
日々の出会ったこと、感じたことを綴っていきます。

千古不易

2010-08-16 03:34:10 | ひとりごと

=8/15=千古不易。3:40起床。今日からは、出土遺物をスタジオで神経質な撮影が主体となる。8月いっぱいかかる予定である。わたしたちの遺跡は、古いもでは青銅器時代・5000年前のものが出土している、先日も、遺跡の頂上の縄文地区から鉄器時代・3000年前の女神像が出土した。現場では、貴重な遺物が出土すればみんなの歓声が上がり、疲れもとんでしまう喜びがある。今回の像は、祭儀に使われたものと思われる、タンバリンを持った女神である。どのようなお祭りに使われたかは定かでないが、同様のものは豊穣の女神像といわれている。旧約聖書から引用させていただくと、出エジプト第15章20-21『そのとき、アロンの姉、女預言者ミリアムはタンバリンを手に取り、女たちも皆タンバリンを取って、踊りながら、そのあとに従って出てきた。そこでミリアムは彼らに和して歌った、 「主にむかって歌え、彼は輝かしくも勝ちを得られた、彼は馬と乗り手を海に投げ込まれた」』。サムエル記(上)第18章6にも同様の箇所がある。 凱旋の将軍を迎える時は、女性たち踊り迎えたのであろう。わたしたち男どもは、いつの時代も女神の美しい姿にひたすら頑張る力をいただくのである。その魅力は、永遠に神秘にみちみちている。感謝。晴