自分の欠点・・しっかり見てますか？

自分の思い通りにならないと　 　 脅迫するかのような大声で泣きわめく小さな子供がいるかと思えば　 　 逆に２~３歳で自分の感情をあまり表に出さない子がいます。　 　 こんな感じで　 　 人間は生まれ持った性質と言うものがあります。　 　 　 しかし社会で生きてく中で　 　 その性質が障害になる事がたくさんあります。　 　 そんな時はその性質を環境に合わせて修正するべきですが　 　 この修正ができる人と　 　 そうでない人がいます。　 　 言うまでもなく　 　 その修正を行わない人は　 　 社会生活はうまくいきません。　 　 　 私の場合は　 　 生まれ持った性質で一番の障害は　 　 雑な性格です。　 　 　 しかしこの欠点　 　 克服しなければ　 　 会社の経営なんかできません。　 　 命取りとなります。　 　 ですから　 　 仕事はある意味自分の雑な性格との戦いです。　 　 ズボラな自分が出てくると　 　 意識して取り去ります。　 　 こんな事を繰り返して　 　 数十年たつと　 　 周りは私のズボラな性格に気づく事はありません。　 　 が仕事の上ではほぼ克服したのですが　 　 遊びでそんなに緊張しては意味がありませんよね　 　 ですから思いきりリラックスします。　 　 すると　 　 ズボラな自分がワサワサ出てきます。　 　 例えば　 　 私は　 　 しょっちゅうゴルフ場でクラブを忘れます。　 　 こないだは靴を忘れてしまいました　 　 私が高いクラブを買うのを躊躇する一番の理由です。　 　 沖縄に帰る時　 　 せっかく買ったたくさんのお土産を　 　 全部飛行機の中に忘れた事もあります。　 　 まあしかし　 　 プライベートな時間で　 　 自分の悪い部分を吐き出してるから　 　 仕事では大きなミスをしてこなかった部分もあります。　 　 て事で　 　 私はそんな性格ですが　 　 社員たち　 　 これもまちまちですね。　 　 生まれ持った性格が几帳面な人と　 　 私と同じズボラタイプがいます。　 　 私は　 　 どうしてもこのズボラタイプに厳しく当たってしまいます。　 　 自分がやってきたようにこれを克服しないと危険だからです。　 　 で　 　 几帳面なタイプ　 　 私にあまり叱られる事はありません。　 　 几帳面であれば良い事ですから　 　 叱られなくて当然？　 　 が　 　 そうでもないんですよこれが　 　 几帳面は良い事ばかりではありません。　 　 営業成績が上がらず苦しむケースがよく見られます。　 　 ではなぜ？　 　 社員を観察してると　 　 その理由もよく見えます　 　 具体的に言えば　 　 細かい事ばかりに神経を使い過ぎると　 　 大局的な視野が退化するのです。　 　 全体が見えないとムダな動きが多くなります。　 　 これが　 　 几帳面な人間の欠点です。　 　 　 そんな訳で　 　 生まれ持った性質　 　 それぞれに欠点もあり　 　 逆に長所も秘めてる訳です。　 　 ですから　 　 自分の性質は全否定せずに　 　 うまくコントロールする事　 　 これが一番大切だと思いますね。　 　 さしずめ　 　 私はゴルフではズボラですが　 　 逆に言えば　 　 人にも寛大なんですよ。　 　 前の組がタラタラやっても腹は立ちませんし　 　 後ろから打ち込まれても　 　 ひたすら謝られると　 　 逆に申し訳なくなります。　 　 こないだは間違って私のボールを打った人がいましたが　 　 別にどうって事はありません　 　 競技じゃないので　 　 実害なんかありません。　 　 ですから　 　 こんな事で怒る気には到底なれません。　 　 そんな感じですから　 　 私はゴルフのお誘いが絶える事はありません。　 　 私は人に文句を言いませんから　 　 皆さん安心して楽しめる訳です。　 　 ズボラな性格も　 　 悪い事ばかりではないって事です。