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小さな自分から目を背けない

2022年12月02日 | プライベート

熊田康則さんって方

知ってる人は少なくなりましたかね?

バレーボールの日本代表で

当時は川合俊一さんと一緒に大活躍した人ですから

日本で知らない人はあまりいませんでしたが

時間が過ぎましたからね。

この方

3年程前に沖縄に移住して

首里高校の女子バレー部のコーチをしています。

まぁしかしコーチの力って凄いですね。

首里高校は進学校なのに

熊田さんが就任してから

2年連続全国大会に出場だそうです。

県立高校で進学校ですから

勉強が出来なければ入れませんから

簡単に優秀な人材は集まりませんからね

限られた中でチームをここまで強くした

まぁ立派な物です。

でこの熊田さん

先日沖縄に一緒に行った時に

一緒に飲んでたっぷり色んな話をしました。

彼は法政二高から法政大学に進んだ訳ですが

地元は横浜の鶴見です。

私も沖縄から出て来て

鶴見の潮田中学に転校しましたから

共通の話題がたくさんあって結構盛り上がりました。

この方と話していて

本当に色々と勉強になりましたね。

私達凡人とは

明らかに違います。

まずこの方が沖縄に移住した理由

首里高のバレー部のコーチになる事が一番目ではありません

具体的に書くと差しさわりがありそうですから

ここでは遠慮しておきますが

沖縄に移住したのは

友人を助けるためです。

この話を具体的に聞いて

果たして自分が友達のためにそこまで出来るか?

考えましたが

まぁできませんね。

ですから

この話を聞いた瞬間に

尊敬の念が湧いてきました。

それと

この方が凄いのは

それだけではありません。

自慢話を一切しないのです

一流のアスリートですから

たくさん自慢できる話はありますが

こちらから聞かないと

特に自分からその話題を持ち出す事はありません。

例えばこんな感じです。

ゴルフもやりますので

私が聞きました

最高でどの位飛んだんですか?

すると

そうですね若い頃は380ヤード位でしたね。

って軽く答えました。

次に私が

親しくしてるスポーツ選手はいますか?

って聞くと

川合俊一さんは当たり前ですが

プロ野球選手やらなんやらポンポン出てきます。

そんな感じで

一般人なら自慢しそうな話がたくさんあるのに

自分からは一切しないのです。

最後に私が

自分の生活基盤を捨てて沖縄に来たとおっしゃいましたが

首里高のバレー部のコーチで生活はできますか?

って聞くと

出来る訳ないじゃないですか

ちゃんと仕事してますよ

って答えましたので

私が

どんな仕事をなさってるんですか?

って聞くと

あっさりと

お年寄りの介護をしています。

ですって

恰好良いですね。

現役時代は

特にファンではありませんでしたが

この瞬間

もっと話をしたい

そう思いました。

また時間がある時に

飲みたいと思います。

そんな感じで

私達人間はとかく自分の世界で

自己評価が高くなりがちですが

こうやって

本当に大きな人たちと話すと

自分がいかに小さいか分かりますので

謙虚になります。

どの位小さいか?

って言うと

この位小さいのです。

 

不動産業界の弊害は

実力以上に大金が手に入り

人間が軽くなり

自慢話が増えますが

たまにはこうやって

自分の小ささ

これを確認しないと

最後は孤独になりますよ。

そうならないように

たまには大きな人たちと接する

大切な事です。

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