駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

結果が出ない? 空振りが足りないのです。

2023年06月01日 | 社内事情
私が子供の頃の楽しみの一つに将棋がありましたね。
当時娯楽が少なかったものですから
私に限らず子供たちは将棋をやってる子が多かったですね。
私は好きではありましたが
ただ根気がありませんから
長時間それに時間を費やす
なんて事もありませんでした
ですから将棋は弱い方でした。
それと
中学生くらいになってから
上手な人たちは何十手も先を読んでる
これが分かって
一気に将棋に対する熱は冷めました
そんな能力は私にはありませんからね。
更にプロ棋士になると
何百手も先を読んでる
なんて話を聞いて
もう将棋は私には手の届かない別世界
そう感じて完全に遠ざかりましたね。
ですから今でも
プロの対局は一切見ません。
対局は見ませんが
藤井聡太君の記事は良く読みますね。
多分史上最強の天才棋士ですからね
大変興味はあります。
この記事を読むようになって思いました。
私が中学生の時に刷り込まれた将棋のイメージは間違ってた
例えば数日前の叡王戦
千日手が二回あったんですよね。
いくら先を読んでると言っても
千日手を打とうなんて思ってる訳ありませんからね。
それと長考ですね。
藤井君が2時間の長考
みたいな記事が流れてきますが
これは
目先の1手が決まらずに迷ってる
って事ですからね。
分かり易く言えば
いくら先を読んでも
展開次第では
その先読みはあまり役に立たない
って証拠でもあります。
ただだからと言って
先読みが意味が無い
って訳ではありませんよ。
目先の1手が打てない
と言っても
私たちとは違って
先読みが頭を駆け巡ってる訳で
動きは止まっていますが
頭の中は活発に活動してるのです。
この将棋の話
私たちの仕事と似ていますよね。
私たちの仕事は成功報酬ですから
どんなに頑張っても
契約に至らなければ徒労に終わります。
ですから
不動産屋は誰でも
この契約に至るまでの戦略
これを描いてると思います。
誰でも描いてるとは思いますが
この戦略の深さは
営業マンによって大きく違います。
深読みする人もいれば
浅く考えてる人
こんな人もたくさんいます。
面白いのは
結果は将棋と全く逆
つまり
深読みが成績が上がらずに
考えが浅い人がガンガン売り上げが上がる
こんな事が良く不動産の世界では起こります。
私は理由も良く分かっています。
長くこの世界で
自分自身も営業をしてきて
たくさんの部下も持ちましたからね。
深読みが成績低迷につながる理由
それは考える事によって
行動が委縮するからです。
例えば
実際にはお客様の脳なんて分からないのに
この物件はあのお客様に紹介しても断られる
そんな思考形態に陥るのです。
私はこのタイプの営業マンには良く話す言葉あります。
それは不動産は野球の選手と同じだと
いくら頭で考えても
野球は上達しません
頭で考えたら
他人以上にバットを振って
空振りして
そしてその考えが自分の物になるのです。
これと同じで
不動産の世界も
たくさん空振りをした人が
結果を出すのです。
いくら頭で考えても
振らなければボールに当たらないのと一緒です。
ですから
私が良く
まずお客様に話して
その結果で次の事は考えなさい
って指導するのは
思考が深くなり
行動が委縮してる
そう判断してるからです。
考えなくても
バットをたくさん振れば当たりますが
いくら考えても
バットを振らなければ
永遠に当たらない
これが
不動産の仕事では一番に意識しなければならない事です。
不動産は将棋と似ていますが
実際には全く違う物です。
将棋は1手間違えれば
それで負けますが
不動産は
たくさん空振りした者が結果を出せるのです。
と言っても不動産で戦略が大切なのは私が一番良く知ってますが
これによって行動が委縮するなら
その戦略は意味がありませんから
まず考えずに
たくさん素振りしましょう
って話です。

コメント
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