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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

不動産には時々見えない地雷が埋まってますよ

2014年02月10日 | 社内事情

耳が聞こえない作曲家が実は耳が聞こえて楽譜も書けなかったって話 
 
ゴーストライターの名前が新垣さんだったので 
 
沖縄にルーツがある方だと思い会見をTVで見ました。 
 
色々考えさせられましたね 
 
人間の欠点を・・ 
 
このニセ作曲家 
 
佐村川内なんて大変珍しい名前ですが 
 
風貌も髪を長くして 
 
いかにも演出じみていますよね 
 
現代のベートベンだともてはやされていますが 
 
これもこの風貌も大いに影響してるのでしょう。 
 
この男の曲が 
 
クラシックでは異例の18万枚のヒットになったって話ですが 
 
よく考えれば 
 
この話し 
 
何も当事者だけの問題ではありませんよね 
 
マスコミも音楽業界も 
 
あるいは聴衆も 
 
皆裸の王様だったって事です。 
 
つまり 
 
良い曲だの悪い曲だの言いますが 
 
実際には 
 
クラッシックなんて一般の人はその良し悪しをほとんど分かってないって事です。 
 
同じ曲なのに 
 
この男のストーリーなしでは見向かれなかった訳ですからね 
 
実際皆さん曲を聴いて感動したって話になってますが 
 
本当の所は 
 
この男の演出によって錯覚させられてた訳です。 
 
風采の上がらない新垣さんの作曲として世に出したら 
 
18万枚どころか 
 
せいぜい身内が同情して買う位でしょうからね 
 
本の自費出版と変わらないんでしょう。 
 
今回の記者会見も 
 
記者の追求はほとんどなかったですね 
 
多分マスコミは 
 
新垣さんを責める前に 
 
自分達の愚かさを感じてるんでしょうね。 
 
私は東京に来て数十年 
 
いつも自分が田舎者だと感じています 
 
つまり食べ物にも着る物にもセンスがないのです 
 
これは自分のコンプレックスですが 
 
でも私は 
 
自分で自分を理解してますからまだ良い方だと思っています。 
 
周りには私と同レベルなのに自分の事が分かってない 
 
そんな人も少なくありません。 
 
つまり 
 
実は違いが分からないのに 
 
分かった気になってる 
 
いわゆる錯覚人間です。 
 
ゴソゴソいます。 
 
私は違いは分かりませんが 
 
せめて分からない事を恥じるのは止めようと思っています 
 
分からない事を分かったフリをするよりは 
 
正直に自分の能力を晒した方がはるかに楽に生きられるからです。 
 
まあしかし 
 
音楽とか料理とか 
 
しったかぶりをしても大きな問題にはなりません 
 
自分の内面の話しです 
 
ところが 
 
これがビジネスとなると 
 
大けがをする事になります 
 
特に私達は不動産の世界ではプロですから 
 
知らない事は恥ずかしい 
 
なんて意識が強いと 
 
本当は不確かな事を言い切ってしまったりなんかします。 
 
お客様から 
 
譲渡所得税はかからないんですよね 
 
なんて聞かれて 
 
はいかかりません 
 
なんて断言して 
 
大変な目にあった知り合いがいます。 
 
売却価格が購入価格より低かったのでそう言った訳ですが 
 
その物件には 
 
地雷が埋まってました 
 
本当の地雷ではありませんよ 
 
“特定の不動産の事業資産の買い替えの特例” 
 
これが爆発したのです 
 
とにかく 
 
知ったかぶりは 
 
趣味の世界だけにとどめて 
 
ビジネスでは 
 
そのクセがあったら 
 
絶対に根治しましょうねって話です 
 
 
それにしてもあのニセ作曲家のヒット曲 
 
ヒロシマってタイトルだそうですが 
 
ある著名人がその評して 
 
“被爆2世と言う立場で命を削って作ったのが伝わってくる” 
 
なんて言ってましたが 
 
この方今後も知識人として生きて生けるのでしょうかね? 
 
なんせ作った本人は 
 
“ヒロシマとは関係なく作曲したのに佐村川内が勝手にヒロシマと関連付けた” 
 
なんて言ってましたね。 
 
まあ 
 
頭の良い方達にも 
 
ダマされやすい錯覚人間 
 
たくさんいるって話です。 

コメント
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