裁判が証拠を重要視するのは ある意味人間は皆嘘つきだからですよね。 裁判に至らなくても 私たちが日々体験するトラブル この場面でも登場人物は皆嘘つきです。 大人の世界は とても子供に 嘘をついてはいけません なんて言え世界でありません。 家賃の督促に行っただけで ドアも空けずに警察を呼び そして警察が来たら ドアを開けて涙顔で 私に殺すと脅された なんて訴える強者もいました。 そんな事から 利害が対立すれば 原則的に相手は嘘つきに変貌しますので 日々私たちはその事に備える必要がある訳です。 具体的には トラブルになれば録音をします。 先ほどの私に脅されたと警察に涙を流して訴えた女性も 私が警官にやり取りをした録音を聞かせただけですべて問題は解決しました。 その女性 自ら警官を呼んだのに いきなり部屋に逃げ込んで 警官がいくら出てくるように説得しても出てきませんでした。 そんな訳で 私たちの身を守る録音機 これは本当に大切な存在ですが しかし 便利だからと言ってこれを使い過ぎると 結果自分の首を絞める事になります。 具体的に言えば この録音 守りに徹するべきです。 これを攻撃に使うと その人間は逆に信用できないとなります。 私は生涯で一度だけ裁判を経験したことがあります。 相手がかなり悪質だったので 訴訟に持ち込みました。 その時 相手は証拠として 私との会話の隠し撮りをしたテープを提出しました。 で 相手が自分の立場を有利にすると思ったそのテープ これが全く逆効果 テープの提出が行われた後は 中立である裁判官が 明らかに私の側に立ったのが分かりました。 裁判官は そのテープの中身より そのテープを隠し撮りした時期だとか動機だとか 相手に厳しく質問を浴びせました。 つまり 最初からお金を踏み倒す準備をしてた だから 初期段階から熱心にテープを回してた そう判断したように見えました。 相手は完全に墓穴を掘った訳です。 実際そのテープは 自分の都合に合わせて編集したものでした 日々そんなシーンに出くわす裁判官は すべてお見通しだった訳です。 裁判の結果はあっさり私の全面勝訴です。 そんな訳で 録音は それを攻撃に使えば 卑怯者の道具です。 録音を取られてる方は無防備で 録音してる方は それを再生したときに自分に有利になるように いくらでも自分の発言を操作できる訳です。 しかし 今の時代 卑怯者だらけです。 私たちは 残念ながら いつも相手は会話を録音してると言う前提で臨まなければなりません。 その辺 社員には いつも 過激な発言をしないよう 注意しています。 再度言いますよ 録音は専守防衛 絶対に攻撃には使わないように そして 日々のトラブルは全て 相手に録音されてると言う前提に立つこと・・ 書いてて 嫌になってきましたね 人間が・・ |