気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

ご訪問いただきありがとうございます。安政の探検家松浦武四郎足跡を訪ね、音楽と自然、いにしえのロマンを愛する旅人です。

松浦判官宿泊聴仏法僧之地へ

2012-11-03 20:29:17 | 旅行
天塩川河口から国道40号線を雄信内の松浦武四郎の木碑を訪ねて、一路音威子府筬島の北海道命名の地を再訪する。これは平成23年、高橋はるみ北海道知事の書によるもので新しくなった木柱である。(2009年に初めて訪れた時は、木柱も年譜も文字がかろうじて読めるものであった。3年ぶりの筬島です。)
筬島命名への標識が国道沿いにあった。以前には気付かなかったが、新設されたのか?
2009年にあった「熊出没!」の看板は撤去されていた。
新しくなった北海道命名の地木柱
      
旧筬島小学校門(宿泊推定地トンベッホ 音威子府村頓別坊)木碑
 筬島駅付近にある砂澤ビッキー氏のアトリエの前にある旧筬島小学校コンクリートの門柱の横に新しく設置されたもの。(3年前にはなかった。)
その案内版には『六月十一日(調査五日目)夜明けを待って出発。空には黒い雨雲があって地上には濃い朝もやがたちこめている。川岸にはウニシテやウラウが多く見られるが、これらはアイヌの人々が食料とする野草である。先を進むと、両岸は岩の崖になり、舟に網をつけ引いて上がる。やがてカムイルーサン(中川町神居山)という高さが約九百メートルもある絶壁がそびえ立ち、遥かその上にエゾ待つなどが岩を這うように生えていて奇景である。この地は大変神聖な場所なので、通る際にはいつもイナウとたばこと米を一つかみづつこの地の神に供えてから通るのだという。(中略・・・)ㇳンベッホには家が二軒ある。ここに案内のトセツの妻子が来ていたので、今夜はトンベッホに泊まることにした。この日、暮れから近くに「ホッ、ホッ、ホッ」となく鳥の声を聞いた。アイヌの人々はアオタコダンチカフと呼んであるらしいが、黄泉鳥(よみじのとり)の意味だそうである。聞き方によって「仏法、仏法」「梅干し、梅干し」と泣いているようにも聞こえる声であるが、この家の主アエトモの話では、昔、最上徳内もこの鳥の鳴き声を聞いて、この鳥は本土の尊い高山にもいる仏法僧と言うのだと語ったそうだ。それで私もこれが有名な仏法僧であることを知ったのであった。』と記載されている。
絶壁のカムイルーサンの絵    
仏法僧を聴いた・・・  

この日は音威子府の北限の蕎麦を道の駅でいただき、天塩川温泉に宿泊した。(このホテルも3年前に宿泊)
部屋はなんと!!偶然にも「武四郎」のネーミングの部屋である。ホテルにはわたくし達の旅の目的を伝えてはいない。全くの偶然!!松浦武四郎のファンとしては嬉しい部屋なのでした。

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