今日から August‼ 長かった梅雨空から解放され
暑い
夏への扉 が開かれました~~♪
開け放った窓からは
待ってました~と,いっせいに鳴きだす蝉しぐれ
カーテン越しに吹き込む風は 爽やかで心地いい。
夏への扉と言えば,山下達郎さんの曲に
『 夏への扉 』があります。
1980年リリースのアルバム 『RIDE ON TIME』 の収録曲で
作詞は吉田美奈子さんです。
長年聴いていたCDアルバム曲の中にこの曲が入っていて
歌詞に出てくる ”リッキー ティッキー タビー” ・・・って
なんだろうと思いながら 深く考えもしないで聴いていました。
今頃になって ふと思いついて調べてみると
「夏への扉」は小説の題名で
”リッキー ティッキー タビー”は その小説に登場する人物名
そして ピートは猫の名前でした。
吉田美奈子さんの歌詞は,この本を読んで書かれた詩なんでしょうね。
「夏への扉」 The Door into Summer は
アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが
1956年に ファンタジー・アンド・サイエンス・フィクション誌に発表した
タイムトラベルを扱った SFファンタジー小説で
ハインラインが当時飼っていた愛猫の「ピクシー」にちなんで執筆された
猫SFの代表作としても有名とのことです。
そのSF小説・翻訳本の紹介には
「ぼくが飼っている猫のピートは,冬になると“夏への扉”を探しはじめる。
家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているからだ。
そしてぼくもまた,ピートと同じように“夏への扉”を探していた。
最愛の恋人と親友に裏切られ,仕事を失い,生命から二番目に大切な発明さえも
奪われてしまったぼくの心が,真冬の空のように凍てついてしまったからだ。
失意の日々を送っているぼくにも
ピートが信じる“夏への扉”は見つかるのだろうか・・・・・・」 と。
” 未来はぜったいに過去より よいものになる ”
それぞれの ”夏への扉” を探して現代を生きる人々へ
ハインラインの希望に満ちあふれたメッセージが込められいると。
新しい時代の『夏への扉』がここに登場と,新訳版の単行本に。。。
あらすじは
小説の舞台は1970年のロサンゼルス(原作発表時の近未来)。
そこでは人工冬眠が実用化され,未来への片道旅行が流行っていた。
主人公ダン(愛称ダニー)の愛猫ピートは 冬になると家中の扉を開けてくれとせがむ。
ピートは 扉のどれかが明るく楽しい夏へ通じていると信じて疑わず
「夏への扉」を探しつづけ,決して諦めない。
そして ダンもまた「夏への扉」を探していた。
ダンは親友のマイルズと会社を興し
ダンは開発を,マイルズは営業を担当し,業績は順調に伸ばしていく。
ダンはマイルズの義娘で,リッキィというあだ名の少女とも仲が良かった。
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興味のある方は 続きを Wikipediaで。。。
「夏への扉」は翻訳本の他に
青春アドベンチャーでラジオドラマ化されたり,舞台化されていて
2021年には 映画「夏への扉」が公開されるそうですが
オープニングかエンディングに この曲が流れると
達郎フアンにとっては 嬉しいけれど。。。
流れるままに聴いていた曲が
こんな奥の深い物語があったなんてねぇ~
こちらは三日前の
放牧されている
蒜山ジャージーランド のジャージー牛
水分をたっぷり吸収した牧草は
柔らかくて瑞々しく,美味しそうに黙々と食べています。
近寄っても 知らんぷり!!
お尻を向けて 失礼しま~すって
下を向いて草を食みながら どんどん離れて行った。
コロナウイルス感染拡大で ごった返えしているの世の中が嘘のような
ここは の~んびりと長閑な牛の楽園。
張られたトゲトゲのワイヤーで
喉が痛くないのかしらねぇ~
ひまわりの様子を観に来たけれど
・・・まだまだでした。