医療制度改革批判と社会保障と憲法

9条のみならず、25条も危機的な状況にあります。その現状批判を、硬い文章ですが、発信します。

近況報告 Ⅱ

2011年11月26日 | 医療制度

 要介護認定5の父親が、要介護認定2に

 要介護5であった父親が、リハビリの甲斐あって要介護2にまで回復しました。高齢者が現状を維持するだけでも大変なのに、大幅な状況の改善があり、買い物や身の回りのことを自分でやろうとするなど、信じられないほどの回復ですと、ケア・マネージャアーが言われるほど回復・改善してきました。

 しかし、そのことは喜ばしいことなんですが、結果として介護サービスが制限されることとなり、私の負担が増加することとなりました。

 父親が回復し元気になることは喜ばしいことなんですが、要介護度が下がれば、ヘルパーさんの訪問回数を減らさざるを得ない、またデイサービスの回数も減らさないと限度額をこえてしまう、何か割り切れない感が残ります。
 ともあれ、元気になった父親は90歳をクリアーしたんだから、100歳まで頑張ると威勢のいいことを言っています。
老老介護の状況で、こちらも一病息災で頑張らなければと思っているところです。

 原稿依頼

 父親の介護とリハビリの関係から、ブログへの新しい記事のエントリーもできていませんし、現場から離れたこともあり、ほとんど発信することができていませんでした。しかし、後期高齢者医療制度の廃止と新しい高齢者医療制度の創設については、看過できない問題として、日時的には微妙な要請でしたが、その時点でわかる範囲での記事と、応諾して原稿を書きました。そして、状況の変化を踏まえ、追記を書きました。

 それでも、状況から「新しい高齢者医療制度の創設」についての危惧を指摘せさざるを得ませんでした。

 そこでも多少書きましたが、後期高齢者医療制度の廃止などということ、新しい高齢者医療制度の創設など、現在では議論の対象にすらなっていません。あれだけ煽ったマスメディアも、ナシのつぶてです。

  「21世紀最初の10年を検証する」という企画で、「社会保障と新自由主義」というテーマでの、原稿依頼がありました。新しく原稿を書き下ろす余裕もないことから、今まで発信してきた原稿と、少しだけ現下の状況を書き加え、要請は8000字ぐらいということでしたが、その倍ぐらいの字数となりましたが要請に応じました。

 12月号に掲載される予定ですので、ぜひご一読いただきご批判をいただきたいと思います。(どこにどう掲載されるかは、わかる人にはわかると思います。)

 


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