HARAYOSI-1の状況について 5
独居老人である88歳の父親の状況についての報告です。あくまで、医療制度の現状や介護保険制度、また福祉施策などについて考える素材として、レポートします。
介護ヘルパー初日
4月20日、朝5時半ごろに父親の部屋に行き、朝食の世話を済ませ、今日からヘルパーさんが来てくれること、今日は会合があり、帰りが遅くなるので、夕食の世話は妻がする予定になっていることなどを、大きな声で話しました。
父親は右の耳はほとんど聞こえず、左の耳のそばで2回大きな声で話してやっと理解できるという状況です。
救急車でLL病院へ
夕食後、背中が痛くて、近くにあるマッサージ店に行ったようです。しかしマッサージを受けた後も、あまりにも具合が悪そうなので、交番などと連絡を取って、救急車でLL病院に送られたとのこと。
所用を済ませて9時半ごろ、父親の部屋に寄ったところ不在で、不思議に思っていたところに、9時45分ごろ交番から電話あり、交番で先の事情を聞いて、タクシーでLL病院へ。
さらに、救急車でMM中央病院へ
10時半ごろ、LL病院に到着するや、すぐさま、「腹膜炎との診断の連絡箋」と「レントゲンフィルム」を預かり、救急車でMM中央病院へ。
MM中央病院では、NN医師から「消化管穿孔」とのことで、救命のため緊急の開腹手術をするとの説明あり。
さらに麻酔医の説明があり、11時45分から、手術開始となりました。
術後の医師の説明に驚愕
4月21日、午前1時15分、医師から術後の説明があり「胃に大きな腫瘍・潰瘍があり、穴が開いていた。内臓がひどい状態になっており、膵臓・脾臓も傷んでいた。癌とすればかなり進行し、転移していると思われる。今は、穴をふさぐ・閉じるための手立てとして、大網膜をかぶせて・・・」
当分の間、食事がとれないので点滴をするが、手だけでは不十分なので肩や胸から点滴を打つことについての説明あり。
「穴が閉じて、状況が落ち着けば、内視鏡を入れて、組織を取っての検査をすることになる。しかし、高齢のことでもあり、手術をすることは・・・」
消化器センターへ入院
午前2時15分OP室から、救急病棟へ。術後のことでもあり付き添ってやってくださいとのこと。
朝10時ごろまで付き添い、入院のための身の回りのものをそろえて、午後2時ごろLL中央病院に戻ると、消化器センターの病室に移っていました。
午後6時ごろ、HH診療所での17日の検査結果についてII医師から聞き、こちらからは、20日に緊急の入院・手術となったこと、状況が急変したことなどを報告しました。
2009・4・21harayosi-2
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