憲法が生かされているのか
08年暮れに、「派遣切り」が大きく報道され、職場を失うと同時に、住居まで奪われるという、悲惨この上ない状況が、伝えられていました。
これが、基本的人権・生存権・労働権などを保障した日本国憲法を持つ国の現状なのかと、目を耳を疑いたくなります。
福祉国家破壊の小泉政権下の政策、その置き土産が、国民(People=人民=民衆=市民)の生活を破壊し続けています。
中曽根政権から続いている新自由主義という、福祉国家破壊の攻撃が、橋本政権を経て、小泉政権のもとなりふり構わぬ、露骨で情け容赦のない、苛斂誅求の政治として強行されてきているのです。
阿倍、福田、麻生と首相は変わっていますが、小泉政権下の憲法違反の諸政策は継続され、さらに、その置き土産ともいえる悪辣な政策が本性をあらわにし、国民に襲い掛かっているのが現状だといえます。
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憲法記念日雑感
憲法改正手続きで、新憲法を制定しようとする姑息さ 改憲手続き法案が、参議院で審議されている。なんとか廃案になってもらいたいと思っているが、11日にも強行採決ということが、危ぶまれているそうだ。 そうした状況のなかで、中東歴訪最終日の5月2日午後、安倍首相はカイロのインターコンチネンタルホテルで内外記者会見。 記者の「憲法改正の国民投票について」の質問に答え、「改正 . . . 本文を読む
5・3神戸憲法集会での報告
「社会保障と憲法」ということで、報告を求められたのですが、発言時間の制約もあり、いくつかに絞っての報告に、ならざるをえません。 高齢者、年金生活者に、いま大変な攻撃がかけられてきています。 老年者控除の廃止などで、収入である年金額はまったく変らないのに、所得額が増加したとして、税負担が増大しています。 そのことが、今年6月に決定される国民健康保険料・介護 . . . 本文を読む