医療制度改革批判と社会保障と憲法

9条のみならず、25条も危機的な状況にあります。その現状批判を、硬い文章ですが、発信します。

70歳以上の一定以上所得者に3割証送付

2006年07月28日 | 医療制度
   70歳以上の一定以上所得者に3割証を送付 (判定基準が少し異なるので区分は、70歳以上現役並みと69歳以下一定以上に整理された)  老人保健法、健康保険法の所得区分の判定が、8月1日であることから、70歳以上で一定以上所得者に、8月1日からの新しい医療証が7月末に送付された。  それは、医療費の自己負担が3割と表示され、ただし、9月30日までは2割負担と書かれている。  先の国会で、6月 . . . 本文を読む

社会保障と新自由主義 2

2006年07月16日 | 社会保障
Ⅳ 日本の社会保障の変遷  社会保障制度の変遷を、年代ごとに整理   ☆1950年代 憲法25条をふまえた関係諸法の整備をはかり、社会保障制度審議会の答申にもとづき、諸制度の整備がすすめられた。  ☆1960年代 社会保障関係諸法にもとづき、社会保障制度の整備を進め、国民健康保険・国民年金の創設により、国民皆保険・皆年金が発足した。高度経済成長に支えられ、福祉施策が拡充されていった。 ☆ . . . 本文を読む

社会保障と新自由主義

2006年07月02日 | 社会保障
   社会保障と新自由主義 Ⅰ はじめに 1、社会保障制度の改悪・破壊の攻撃が続いている。 今国会で「新高齢者医療制度の創設」を軸とした、さらなる医療制度改悪を強行するための、医療制度改革関連法案が成立した。 それは、現行の老人保健法(1983年施行)でもって、老人医療無料制度を潰し、以降、四半世紀にわたって、老人医療制度を改悪しつづけてきた。その改悪は三次におよび、老人医療の改悪を梃子に、福祉 . . . 本文を読む