My Style

今日あった事、感じた事を自分の言葉で自然体で

『 プラダを着た悪魔 』

2006-11-24 10:37:39 | entertainment
『プラダを着た悪魔/THE DEVIL WEARS PRADA』を鑑賞♪


大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。
オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を
手にしてしまった!それは一流ファッション誌"RUNWAY"のカリスマ編集長
ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のアシスタント。


そう、そう、だから、冒頭のオサレ~でキレイなNYの働く女性たちの
下着、服、メイク、靴、アクセサリーにいたるまでの入念な出勤準備の
様子に、うっとり。。。もちろん、服やメイクだけではなくて、スタイルも
みんなモデル並みのスレンダーバディっすよ。カッコイイ!
で、それとは対照的なアンディの面接にたどり着くまでの様子が面白い。
もうのっけから楽しませてくれる。

で、アンディの知性のおかげで、なんと採用


しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった!
ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。
朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々・・・


これがまた、発売前のハリポタ最新刊を手に入れろ、とか
嵐の中、どうしても飛行機を手配しろ、だとか無理難題も多し。




世界中の女性の憧れの職に就いて、自分はファッションに興味なしで通用
する世界ではない。
ナイジェル↑のアドバイスはファッションの事だけじゃなく、アンディの
仕事への意識を大きく変えていく





その上"センス、ゼロ!!"と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気
だけでは闘えないことを思い知らされる。
キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、
友達にも愛想をつかされる。
この会社で、このままでいいの?私って、本当は何をしたいんだっけ?
働く女性なら誰でも共感してしまう等身大の悩みを、華やかなファッション業界
を舞台にゴージャス&ユーモラスに描いた今年最高のビタミン・ムービー!
                              ~~公式サイトより~~





↑先輩アシスタントエイミー。
彼女のキャラも良かった^^。
それにしても、パリ行きに備えてのダイエットは過酷過ぎ。
でも、“I love my job. I love my job.・・・”という台詞には、
ついつい彼女を応援したくなる。
それだけ、彼女のこの仕事への思いが強いのねぇと伝わってくる。



そして、ミランダ☆ 彼女の涼しげな表情でサラッと“That's all”と言われたら
もう何もいえない貫禄!
彼女に本当の名前で呼んでもらえるなんて、ちゃんと仕事をこなせるように
なってから。。。
でも、ただ無理難題を言うだけじゃない。何年もこのファッション業界で
編集長として君臨してきただけの仕事振りは言うまでも無い。
変化の激しい業界にいて、常にトップという責任を背負って戦っている。
だからスタッフ達は、厳しいけれど確かなセンスを持つ彼女について行く。

その反動なのか、双子の愛娘への甘やかしぶりはちょっと異常よ~。

だけど、ミランダの人間的な魅力や弱さもちゃんと描かれていてgood!






一番印象に残ったのは、アンディが彼とミランダから言われた台詞。
「選んだのは自分」みたいなこと。
仕方がなかったと言う彼女に、でも断ることも出来たのに(厳しいけど)
そうしなかったのはあなたでしょうと。

最後は、ちゃんと自分で考えて、自分の決断をするんだけれど。



だってあの時はーとか、みんながそうだったからとかって、気付けば
私も何となくなにかのせいにしようとしてる時がある。
でも、どんな時だって、今ここにある自分がいるのは、後悔しようが
全部自分で決めてきたことなんだなぁ~と。
諦めないで頑張ったこと、途中で挫折しちゃったこと、あの時発して
しまった言葉、みんなそうだ。なんて考えたりして



そうそう、音楽も良かった♪♪それから、タイトルにあるプラダをはじめ
エルメスやら、シャネル、ドルチェ&ガッバーナ、ジョン ガリアーノ、
マロノブラニクなどの次々登場するブランドの数々も見ごたえアリッ
目にも耳にも楽しませてくれる。


アンディの前向きに頑張る姿に、ホントに元気をもらった映画だった