おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

GW中の畑④

2009年05月05日 19時56分59秒 | 
 今日は1日大忙しだった。天気予報も午後から雨が降るかもしれないということで、できるだけ早めに作業を終わらせて、雨を待ちたかった。ただ、農業にとっては待ってましたという天候だ。なぜなら、種を蒔いたり、苗を定植した後に雨が降ってくれれば、それだけ根は活着しやすい。これはチャンスだ。

 まずは、朝ご飯を食べる前に春蒔きの大根の種を蒔いた。それと、キャベツ、レタス、小カブ、人参などの中耕除草と土寄せ。中耕とは、作物と作物の間を耕すこと。これは、耕すことで土の中に酸素が入り、微生物の活動を促す。それと同時に雑草が小さいうちに除草もする。中耕除草は日本農業ならではの農法である。僕は2週間に1回のペースで帰省しているので、そのペースで中耕除草を行っている。

 その後、直売所やホームセンターへと車を走らせ、インゲン、トウモロコシ、大根、大葉、枝豆の種、モロヘイヤ、キャベツ、ヤーコン、サトイモの苗をそれぞれ購入した。直売所やホームセンターの苗売り場は賑わいを見せている。この地域は田舎なので、畑を持っている人が多い。みんな少量の苗を色んな種類購入しているので、家庭菜園レベル、自給レベルの畑を耕しているのだろう。

 できることなら、苗は購入せず、自分で種を蒔き、苗を育てやいのだが、というかそのほうがお金もかからず、多くの苗を育てることができる。なによりも、自分の畑の土に合った苗を育てることができるので、病害虫にも雑草にも強い、生命力溢れる野菜になる。が、僕の場合は時間も手間をかけられず、そうは全てがうまくいくわけではない。このことについては後ほど話すことにしよう。

 この日は、サトイモ、キャベツの定植、枝豆、つるなしインゲン、トウモロコシ、大根の直播き、ネギの植え付けを行った。ちょうど、夕方ごろから雨が降り、寒くなってきたので、作業を中断。疲れたので一眠り、夕食を食べて、お酒を少し飲んで、おそらく今日は22時ごろには寝てしまうだろう。なんて健康的な生活だろうか。これが農的生活の魅力の1つである。






 

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