れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

タンポポ

2009-03-21 05:21:24 | 野の花日記
タンポポ
(キク科)
道端、土手などで普通に良く見られる、
誰でもが知っている花だ。
この頃、白花もよく見られる。

「俳句歳時記」三春
 (ふじな・たな・鼓草(つづみぐさ)蒲公英の絮)

 たんぽぽや日はいつまでも大空に   中村汀女

 たんぽぽを女見て居り男折る     沢井山帰来

 たんぽぽを折ればうつろのひびきかな 久保より江

 蒲公英のかたさや海の日も一輪    中村草田男
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アマナ

2009-03-20 06:57:52 | 野の花日記
アマナ
(ユリ科カタクリ属)

山野や野原、土手に生える多年草。
葉は線形で、ヒロハノアマナとの区別は、
葉に白線が入らない、
やわらかい緑色をしていることだ。

毎年、この土手に来るのを楽しみにしている。
時期を逸すると、
葉ばかりになって見られないので、
夕方、高速でドライブがてら見に行った。

日暮れると、
花は閉じる。

この日も、
時間が遅かったので、
花が開いているのを見つけるのに苦労した。

今年も
群生地は安泰でした。




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つくし

2009-03-19 06:53:18 | 野の花日記
土筆(つくし)
<トクサ科スギナ属>

早春の野原には、
タンポポとともに、かかせないものだ。

よく、桜堤の下でみつけたものだが、
今は、見つからぬ。

東京では
高速の下の空き地のコンクリートの脇から生えてきたりする。

でも、去年はたくさん生えていた場所に、
今年見つけたのは数本だけでした。

「俳句歳時記」仲春
土筆(つくし)
<つくづくし・つくしんぼ・筆の花・土筆野・土筆和(つくしあえ)・土筆摘み)

     見送りの先に立ちけりつくづくし      丈草

     まヽ事の飯もおさいも土筆かな     星野立子

     妹よ来よここの土筆は摘までおく    高浜虚子

     つくしんぼまたひとつから子が数ふ  木附沢麦青

     土筆折る音たまりける体かな      飯島晴子
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ユキワリイチゲ

2009-03-18 08:17:00 | 野の花日記
ユキワリイチゲ

牧野記念公園にて。
日差しがなくて、
残念ながら、花は俯いて閉じたままでした。
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スエコザサ

2009-03-17 05:43:05 | 野の花日記
スエコザサ

牧野記念庭園(東大泉)の入り口の銅像の下にある。
博士の研究を支えた妻の寿衛子夫人を偲んで命名された。

普通の笹に見えるが、
葉が丸まっているのと
触ると、ざらざらするのが特徴です。

この笹を発見した翌年に、夫人は亡くなられたそうです。
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ヒロハアマナ

2009-03-16 05:43:04 | 野の花日記
ヒロハアマナ
(ユリ科・アマナ属)
葉は幅が広くアマナに比べると、
暗い緑色をして、
特徴は、中央に一本の白い線が入っていることだ。

日が射さぬと花が開かない。
この日は、一日雨だったので、
白い花が俯いたままでした。

もう少したったら、
土手に咲くアマナの花を探しに行こう。

アマナは、葉は緑色で白線は入らない。
土手の斜面に群生して咲くのを見たいと思う。
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セントウソウ

2009-03-15 06:06:19 | 野の花日記
セントウソウ
<セリ科・セントウソウ属>

山野の木陰に生える。
小さな白い花をつける。

見たことはあるのだが、
初めて名前を覚えることができた。
小さな花なので、見過ごしていたのだと思う。

牧野記念公園にて。
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レンギョウ

2009-03-14 06:26:18 | 野の花日記
レンギョウ(連翹)
(モクセイ科・レンギョウ属)

公園の連翹がやっとぽつんと咲き出した。
まだまだ蕾だ。

春を告げる花。
これが咲き出すと同時に、
ユキヤナギ・もくれん・こぶし・桜と咲き出す。

葉に先駆けて、
枝垂れた枝に黄色い花を咲かせる。

「俳句歳時記」春
連翹(れんげう)
<いたちぐさ・いたちはぜ>

連翹にさはっては行雀かな      蒼虬

連翹の一枝づヽの花ざかり    星野立子

連翹に空もはきはきしてきたる  後藤比奈夫
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ショカツサイ(ハナダイコン)

2009-03-13 06:59:46 | 野の花日記
ショカッサイ
(アブラナ科・オオアラセイトウ属)

一般には、ムラサキハナナとか、
ハナダイコンとか呼ぶ。

図鑑には、
オオアラセイトウと、あるが・・
私は、この花を「オオアラセイトウ」
と呼ぶ人とであったことがない。

種がこぼれると、どこにでも咲く強い花だ。

白花もある。
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ハコベ

2009-03-12 06:06:50 | 野の花日記
ハコベ
(ナデシコ科・ハコベ属)

世界中にあるそうだ。
東京の道端にも生える。

ほっておくと、
我が家のプランターや植木鉢にも生えてくる。

以前、カナリアを飼っていたときには、
よく蘩蔞(はこべ)を摘んできては食べさせたものだった。

似たものに「ウシハコベ」があるが・
もっと花が大きくて茎が紫色を帯びている。

「俳句歳時記」春
蘩蔞(はこべ・はこべら)

はこべらや焦土の色の雀ども    石田波郷

はこべらや雪嶺は午後うっとりす  森 澄男

はこべらや花がたくさん濯ぎもの  高野富士子




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