転機

●アウト・オン・ア・リム　シャーリー・マクレーン著　角川文庫

久しぶりにたまたま手にしたら、止まらなくなって読み直しています。

最初に読んだときは、不倫の本だわと不倫の結末だけ読んで、投げ出してしまいました。本の価値がわからなかったのです。時期がきていなかったのでしょう。

次に読んだときには、スピリチュアルブームが私に来ていたので、一度読んだにもかかわらず、書かれていることがまったく新しく心にしみこんで、一気に最後まで読みこみました。こんなことが書いてあったのだっけと、とても新鮮で、手元に置いておきたくてついに購入してしまいました。
折に触れて読み返していましたが、こうして、また手にしたのは、もしかしたら、私の転機が来ているのかなと手放せなくなりました。

汝自身を知れ。

あるがままを受け容れる。自分自身を受け容れる。自分自身を受け容れるためには、自分を知らなければならない。

神を愛し、隣人を愛し、神のみわざを愛しなさい。あなたも神のみわざの一部なのだから。

自分自身の可能性を信じなさい。

一人ひとりの人間の魂ほど大切なものはないこと。それぞれの魂には全宇宙の価値が宿っていること。


もしかしたら、いつもそうだったかもしれないけれども、今回はこれらの言葉に惹きつけられました。自分を好きになれば、人生に問題はない。いつか聞いたこの言葉も私の中で、浮かび上がってきています。