原発は 人の愚かさ 見せつける
芽吹きの春に かき菜引き抜く
この地方独特のかき菜は 春一番に芽吹く新芽を欠いて食べる野菜として 評判が良い
近所に分けてあげても 喜ばれるので 昨年より今年は 株数を増やしていた。
ところが、この騒ぎ栃木県のかき菜 から 放射能が検出され 店頭から撤去と報道された
自分らはもちろんそんなことはお構いなしに食するが、他人様には 挙げることは出来ない
そんなこんなで、かき菜 が余り 自分の食べる分だけ 残して 今を盛りのかき菜を引きぬいた。
人間の愚かさで処分される かき菜は哀れ 涙 最近 涙を拭うことが多いワイ
今問題になっている原発は 津波を防ぐ防潮堤が5.6メートルの設計だという。
想定外の津波が来て これを乗り越えて被害を受けたという。
ところが、同じ東北の東北電力の女川原発は、防潮堤が9.1メートルで被害を免れたという。
又、同じ三陸沿岸にある岩手県の普代村は当時の村長が 反対を押し切り作った 高さ15メートルの防潮堤と水門が村を守ったと報道にある。
福島第一原子力発電所は原発を6基抱えながら この村のような対策がなかった。
普通なら 誰だって 危険な原子力発電所を守るには、どこよりも高い堤防を作ると思う。
きっと頭の良い人が、コストを考えて 設計したのだろう。