月照らす 明かりの消えた 地上をば
自然の猛威 人の小ささ
地震から 一週間 もう落ち着くかと思ったが、そんなもんじゃなかった 自然の猛威
改めて 地球とは 自然とは 何か 考えてみるいい機会かもしれない。
電気の来ない夜 家の周りは真っ暗 どこも 不気味に静まり返っている。
しかし空を見るといつもと変わらぬ 月が出ている。
「国破れて 山河あり」
人間の作ったものは、惨めな姿をさらしているが、庭の梅の花さえ一輪も落ちていない。
朝になると ちゃんと太陽も出てくる。夜には月が照らしてくれる。
山も木も厳としてそこにある。なにも変わっていないのである。