わが信州生まれの作曲家・小山清茂(1914~2009)。民謡や民俗音楽をモチーフとした作品を作曲されたことで知られている。
代表曲は《管弦楽のための木挽歌》であろうか。かつて小学校の学習指導要領の音楽科の共通鑑賞教材に取り入れられていたし、それ以前には中学校の鑑賞教材として教科書に掲載され、鑑賞されてきた。
後に吹奏楽に編曲され、《吹奏楽のための木挽歌》として小山自身のアレンジで出版された。全日本吹奏楽コンクール等でも演奏されるほど、よく知られた作品の1つである。
小山清茂の吹奏楽作品といえば、かつて吹奏楽コンクールの課題曲に《吹奏楽のための花祭り》という曲がある。かく言う自分も、学生時代は吹奏楽部員だったので、この曲を演奏したことがあった。
文字通り、奥三河の花祭りをモチーフとしている。当時は、花祭りなど知らなかったのだが、妙に不協和な和音のクラスターで、不思議な感覚であった覚えがある。そして、花祭りに初めて行ったときに、耳にした「テーホヘテーホヘ」の声を聴いて、納得したことを記憶している。その後、東栄町の「花祭会館」に行ったとき、そのスコアが展示されていて、思わず懐かしさがこみ上げてきた。
また《吹奏楽のための太神楽》という作品も印象的。これは、現・長野県千曲市八幡に伝わる太神楽獅子をモチーフにしているという。聴く機会がなかったのだが、小山清茂が亡くなられてから出された吹奏楽作品のCDに入っており、初めて聴いた。
八幡の獅子を見たことがあったので、この曲を聴くとやはり「太神楽だ!」と実感した。
今、こうした作品を書く作曲家はいないだろう。たにしのように噛めば噛むほど味が出るような音楽であると思う。自分が信州出身だけに感じるのだろうか…。
また、あらあめて、小山作品のアルバムを聴き直してみたいと思う。
代表曲は《管弦楽のための木挽歌》であろうか。かつて小学校の学習指導要領の音楽科の共通鑑賞教材に取り入れられていたし、それ以前には中学校の鑑賞教材として教科書に掲載され、鑑賞されてきた。
後に吹奏楽に編曲され、《吹奏楽のための木挽歌》として小山自身のアレンジで出版された。全日本吹奏楽コンクール等でも演奏されるほど、よく知られた作品の1つである。
小山清茂の吹奏楽作品といえば、かつて吹奏楽コンクールの課題曲に《吹奏楽のための花祭り》という曲がある。かく言う自分も、学生時代は吹奏楽部員だったので、この曲を演奏したことがあった。
文字通り、奥三河の花祭りをモチーフとしている。当時は、花祭りなど知らなかったのだが、妙に不協和な和音のクラスターで、不思議な感覚であった覚えがある。そして、花祭りに初めて行ったときに、耳にした「テーホヘテーホヘ」の声を聴いて、納得したことを記憶している。その後、東栄町の「花祭会館」に行ったとき、そのスコアが展示されていて、思わず懐かしさがこみ上げてきた。
また《吹奏楽のための太神楽》という作品も印象的。これは、現・長野県千曲市八幡に伝わる太神楽獅子をモチーフにしているという。聴く機会がなかったのだが、小山清茂が亡くなられてから出された吹奏楽作品のCDに入っており、初めて聴いた。
八幡の獅子を見たことがあったので、この曲を聴くとやはり「太神楽だ!」と実感した。
今、こうした作品を書く作曲家はいないだろう。たにしのように噛めば噛むほど味が出るような音楽であると思う。自分が信州出身だけに感じるのだろうか…。
また、あらあめて、小山作品のアルバムを聴き直してみたいと思う。
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