goo blog サービス終了のお知らせ 

線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

10月の獅子舞訪問!④夜の羽咋…太田町

2009年10月12日 02時47分49秒 | おまつり
千田町が終わって、再び太田町へ行ってみる。
すでにでかい花は終わっていたようだ。宮上がりまであと数軒というときだった。元気いっぱいの獅子舞が行われていく。ここでも夜の舞のときは花火が出る。特に赤い光の花火が幻想的な感じを増していく。

途中、声をかけられた。寒鰤さんだ。ネット上で、随分盛り上げていただいている方。いろいろお話させてもらった。やはり獅子舞にあつい方だ。いろいろお詳しい。今日も氷見市を何ヶ所か廻られてから、羽咋まで足を伸ばされた。

さて、いよいよお宮の前へ到着。ピカイチさんの解説をききながら、これから一舞あって、ナイヤガラの下をくぐっていくところを見ようと境内へ先回り。



ここ太田町は煙火師の免許をもった方がおられるので、自らの手で煙火を上げられます。かなりはげしいナイヤガラの下を獅子方さんや神輿が進んでいく。

そして、これから「獅子殺し」だ。
境内にはろうそくが並ぶ。青年団の方からろうそくが配られ、みんなで火を灯す。何とも参会者一体型の祭りという雰囲気でうれしい。

最初は暗い境内だが、ぼんやり明るい程度。そして天狗がぐるりと廻り、横たわる。また、獅子も登場し、いよいよ格闘になる。青年団の方の花火が、境内を明るくする。やはり赤い光が幻想の世界に引き込んでくれる。



やがて天狗は、獅子を文字通り「殺し」てしまう。



そして天狗は再び獅子にまたがり、退場していく。これが氷見系越中獅子最高ランクの舞なのである。今年の終了時刻は日付をまたいで、0:10過ぎだった。

祭りの後で、ピカイチさん、寒鰤さんとともに、立ち話。お互い写真撮ったり、ビデオ撮ったりしていて、十分話す時間もなかったので、しばしの語らい。ピカイチさんは翌日(もう今日だ!)お仕事とため帰宅。寒鰤さんは、まだ氷見あたりを廻ってご自宅へ。
自分は…迷ったのだが、朝早く来たせいか、この時間がモーレツに眠たい。適当な場所で車中泊を決めた。

ホントにわずかなミニOFF会。自分も北陸の地で、祭りつながりの知り合いが増えたモノだ。またの再会を約束して、それぞれ分かれた。

 
太田を出て、ちょっとコンビニへ。入ってみると、コンビニとはいえ石川の地酒が置いてあるのに目がいく(笑)珠洲の「宗玄」のワンカップを1つ買ってみた。
そして、獅子で有名な神子原あたりの体育施設の駐車場をお借りして、車中泊。