線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

神様信じる???

2007年11月01日 23時32分49秒 | 日々雑感
神を信じるか?
いや、別に宗教的な意味を問うているのではない(笑)


おまつりに喜んで出かけているわたくし、「神様」に出会ってばっかりだ。そういう神様ばっかりではなく、「神頼み」したくなる神様とか、いろんな神様がいると思う。日本の神様は「八百万(やおよろず)の神」と言われる通り、神道は唯一絶対の神を崇めているのではないのはよく知られている。

さて、最近は祭りばかりでなく、古木をまわるようになったが、大木には神様が宿るということは各地で聞く。神社の「ご神木」はいい例だ。

長野市街地から戸隠・バードラインに向かう、通称「七曲り」というクネクネ道がある。ここに「七曲りの一本松」とよばれる松が一本、ど~んと道路の中あたりに立っている。何でこんな場所に?というところだ。昔から神様が宿っていると信じられてきたし、たたりめいた話がなくはない(…というか、そっちの話の方が有名かも?)。
その一本松がマツクイムシにやられてしまい、やむなく伐採されたというニュース が流れた。

やはりこういう大木(…といっても幹周、0.8mくらい)であるため、工事関係者はヒヤヒヤだったようだ。神主のお祓いを経て作業されたという。

戸隠参りの参拝客にとって目印であった大木であり、地元でも大切にされてきた。それが伐られたということは大変なことであったようだ。そして全部伐るのは忍びないということで、幹1mのところを残したのだとか。

本当に神様がいるかどうかはともかく、住民のそんな精神性がかいま見られる話題だった。
コメント
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