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線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

加賀市加茂神社のスダジイ

2018年08月12日 18時30分34秒 | 巨木
 加賀市の別所温泉に入ったあと、岐阜・白鳥町へ戻ろうと、道をうろついていた。ところがナビを無視して、妙な道を入ってしまって、ふと神社が目に入り、そこでUターンしようとした。すると、何だか大きそうな木があったので、車を停めてみた。おお!かなりの巨木があるぞ!

 場所は加賀市加茂町の加茂神社。

 
 あった!かなり太そうだ。。


 かなり、うねった感じの幹が何とも神秘的。


 全体はこんな感じ。


 ところで、自分にはこの木が何の木なのかが分からない。その後、ググってみると、目通り6mのスダジイといのだそうだ。この木は信州では見かけない。この神社境内にはスダジイが何本かあった。


 苔むした感じが何ともいい感じ。境内には湿気があるのかな?

 今回、ノーマークであった場所で、思わず巨木に会えたのはうれしかったな!

 

天龍村観音様の大カヤ

2017年02月27日 22時57分52秒 | 巨木
 天龍村平岡にある観音様のカヤの木。


 平岡の観音堂にあるカヤの巨木で、お堂と共に植えられたようだ。樹高22m、幹周4.24m、樹齢約700年。


まっすぐと伸びた姿はなかなかいい。


ネット情報によると、天龍村では節分にカヤの小枝に煮干をさして魔除けにするそうだ。よくヒイラギに鰯は聞いたことがあるが、独特な風習として残っているようだ。

下の画像は、天龍村平岡の風景。山間の地であるが、かつてダム建設の歴史でも知られた場所だ。

傾斜地で、ここでもお茶栽培の様子が見受けられた。ちょっと歩くと、何とも歴史を感じさせる。


 

赤岩のトチノキ

2014年06月24日 22時22分21秒 | 巨木
 先週の長野市戸隠出張のときはまいった…。松本市を出て国道19号線を長野市方面へ進み、旧小川村あたりから北上したいと思った。ナビも設定してあった。しかし…どうしたわけか長野市七二会地区になってしまった。

 さてさて山道を越えて行くか!っと決心して七二会を上る。すると「赤岩のトチノキ」の看板を見つけてしまった!おおこれはいつか見ておきたい巨木だ!ここで見なければ、滅多に来れないかも?と、寄り道してみた。


 いや~結果的には思い寄り道になってしまったー!
 
 かなり山道を行き、集落を進む。ようやくこんな標識がお出迎え。


 若干の不安感とともに進むと…あった!


 ここで駐車して、徒歩で下りてみる。

 結構な山道だ。しかし、しっかり整備されているので、革靴でも大丈夫(笑)!

 あっ!見えてきた。


 解説板もしっかり設置されている。


 何とも神秘的な姿だ。幹の感じがたくましく、「生」を感じる。


 樹高は20m、幹周は3本の幹を併せて12.4m。樹齢は1,300年と伝えられている。長野市の天然記念物だ。
 木の裏側には祠がまつられている。そして、何でもこの樹の下には湧水があるのだそうだ。つまり水神様だという。確かに耳を澄ませると、鳥や蝉の声と共に、水の音が聞こえてくる。湧水はあるのかな?見てみたいとも思ったが、トチノキは斜面に立っており、その下まで下るには革靴では無理だし、勇気もなかった(笑)。

 汗だくになり、息を切らせた、とんでもない寄り道であった。この木のある集落はこんな感じ。


 しかし、来た甲斐のある寄り道だった。さて!これから、本務の出張へ!


 

椹・さわら・サワラ

2013年12月24日 21時05分18秒 | 巨木
 巨木を廻るようになって、木の種類に関心を持つようになってきた。パッと見てスギとかケヤキとかイチョウといった特徴的なものはすぐ分かる。しかし、見たこともない木、あまり見かけない木については、案内板などがなければ分からない。

 例えば、コレ。

 上田市手塚にある龍王様の湧水を見に行ったとき、その水源の上部にある木だ。山中にあって急に見かけない木だなーと思ったものの、シロウトにはその名前が分からないのである。

 スギ?ヒノキ?…上田市の里山レベルなので、そんなに珍しいものではないんだろうなと思っていたが、案内板もないので、よく分からなかった。


 それが、何かの資料を見て分かった。

サワラだ

 龍王様のサワラだ。サワラといえば、木曽の五木の1つでもある。シロウトにはヒノキなのかサワラなのか、よく分からないのだ。上田あたりで、ヒノキとかサワラとかあるのかな?程度の認識だ。





 それにしても、このサワラの木とその根元から流れ出す湧水ポイントは、何ともパワースポット的な雰囲気だ!

悲しい事故…ケヤキの巨木が倒れ、女性が亡くなる

2013年07月16日 21時11分52秒 | 巨木
こんなニュースが流れた。

FNNニュースから…

長野・辰野町で、樹齢400年のケヤキが倒れ、枝の下敷きになった女性が死亡した。
大きなケヤキの木が、根元から真っ二つに折れていた。
ここから20メートルほど離れた場所で、女性が下敷きになったとみられている。
15日午前8時ごろ、辰野町の畑で、夫婦で農作業をしていた金原幸子さん(72)が、突然折れた木の枝の下敷きになり、病院に運ばれたが、まもなく亡くなった。
通報した人は「どーんという、すごい音でしたんで。びっくりして」と話した。
警察によると、折れたのは、樹齢およそ400年で、高さ30メートル、幹の周りは11メートルほどのケヤキの木で、直径1m90cmほどの枝が折れ、2メートルほどの高さから落ちたとみられている。


くわしくはこちらから。

動画を見ると、自分も以前に訪ねたケヤキであった。辰野町平出にある天龍界のケヤキとよばれる古木だ。

地元でも大事にされ、おまつりもやっていたと聞く。内部の腐敗等によって折れたものだろうか。それにしても亡くなられた方がおられるとは残念だ。

お悔やみの言葉すらない。ご冥福をお祈りするばかりである。