馬ひでの助

街道歩き&城廻りの記録、
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大和郡山城

2019-05-14 16:28:18 | 大和国の史跡
土曜日は奈良県へ向かった。

降りた駅は、近鉄郡山駅。

奈良盆地は暑い。

大和郡山市役所へ直行。


市役所裏で発掘調査がおこなわれた。

その現地説明会があるという情報を入手したので、急遽予定を変更してやってきたのです。

市役所、ボロボロの建物。
で、新庁舎を建てるのでその前に発掘をしたそうです。
市役所は、郡山城三の丸の東の端っこ、五軒屋敷があった場所。


若い女性の担当者が説明してくれました。







中央を貫く溝があり、その東側に礎石建物と遺物が見つかった。


16世紀末~19世紀にかけての遺構で三期にわかれる。
建物の遺構は1期で16世紀~17世紀。




礎石は、五輪塔や石臼が含まれてた。

中央の南北溝は2期、17世紀~18世紀。
屋敷内の区画溝と推定される。

溝の西側は、3期、19世紀。
↓南側


北側が土坑1で、池。


暗渠を通して南側の土坑2に排水された。
南側は排水施設と考えられる。

五軒屋敷がいつつくられたか、わかってないが、今回の発掘調査で、三期にわかれて変遷していった、とわかった。

さらに東側を掘れば、城の中堀の遺構が出てくるはずなので、そちらも掘ってくれるといいのですが…

↑右側に中堀があったはず


この後、お城へ向かいました。

確か7年ほど前ですが、郡山城に来たことある。
ブログでも少しアップしたと思う…

追手向櫓ー多聞櫓ー追手門ーー東隅櫓、
これが、まず最初の大手の関門。

↑東隅櫓


↑追手門


↑多聞櫓

枡形になっていて、素晴らしい。

『柳沢文庫』

内部は前回に見学した。
今回は、スタンプ押したい。

なんと、展示替えのため閉館してる。
でも、係員さんがいて、
続百名城スタンプgetできました。
良かった、良かった。

そして、本丸へ。






有名なさかさ地蔵が石垣のなかに嵌め込まれてます。



前回来た時は危険なので、天守台に上がるのは不可でした。
我が輩、無視して登りましたが…


現在は綺麗に整備されて、安全に登れます。
あまりも綺麗なのでびっくりポンでした。
ボランティアガイドさんがたくさんいて、個々の見学者に説明してました。
なぜか、我が輩には誰も来てくれなかったが…
いや、いいんです。
ガイドさんなんか不要。
一人できままに見て歩くほうが楽しいのですわ。

城のまわりをぐるっと隅から隅まで見て、
この後、城下町を見学。

最後は、外堀を見た。

↑北門として冠木門が復元されてる

近世のお城にとって、外堀は生命線。
一番重要な防御施設。
外堀が突破されたら、お城は丸裸になって簡単に落城します。
大阪城がその典型ですな。
外堀は埋め立てられて残らない宿命になってる。
郡山城は、一部分ですが、綺麗に残っていて緑地公園として整備されてました。




いやぁ、これは嬉しかった。

↑南門


我がひこにゃん城も見習うべきです。

そんなわけで、暑いけど大いに満足しました。

金魚のマンホール

大和郡山市といえば、金魚ですよね。


今回は時間がなくて行けなかった筒井城跡や環壕集落などにもまた改めて行きたい。


Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ

今回は、新デジカメですべて撮影しました。
優秀なので、気に入りました。

心配してたバッテリーも長持ち。
予備のバッテリー買う必要なし。
ま、夏だからなのかもしれないけどね。

ともかく満足です。
ちょっと重いのが残念だけど…


馬《●▲●》助ヒヒーン♪
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