パシフィコ横浜で開催中の
「マンモス ユカ」です
2010年 シベリアの永久凍土から発掘された
メスの10歳のマンモス----YUKA ユカ
3万9千年の長い眠りから
発見された時 彼女は4本脚や長い鼻が
完全な、奇跡と言うべき状態
で残っていたのです。
ユカちゃんの名前は、発見された地域「ユカギル」から
きています。
マンモスの生態を知る事は同時に
人間の軌跡を知る事・・・・3万9千年前の永い時間
の中に歴史的 ロマンを感じずにはいられないと思います。。。
まずは、ゾウ科の4種を見比べます
「アフリカゾウ」----現在の地球上で最大の陸上動物
「アジアゾウ」-----インドゾウもアジアゾウの一種
日本の動物園で飼われているゾウのほとんどが
インドゾウ
「ナウマンゾウ」----日本を代表するゾウ。2万年前に
絶滅しています。明治時代にドイツ人のナウマン
が最初に研究・報告したことからナウマンゾウ
なんだそうです。
そして「ケマンモス」----体中が毛でおおわれているので
ケマンモス。意外にも他のゾウと比べて
大きさはそんなに変わりません
実際のケマンモスの牙を触れる コーナーもあります
おっかなびっくり(笑)
「ケマンモスの胎児」
「マンモスハウス」
マンモスの骨や牙を使って作った居住空間
直径5m 高さ3m
土台に25頭分の頭骨
その上に95頭分の下あごの骨が4~5段積み重ねられています
旧石器時代のハンターたちは
マンモスの肉を食べるだけでなく
腱は-----ひもや繊維状の素材
皮は----住居の素材
骨・骨髄は-----道具・油・食料・焚付の素材・骨スープ
牙は-----道具の素材・装飾品など
無駄にする事なく 使っていた事がわかります
こうしてみても マンモスと人間の生活は非常に密接だったのが分かります
いよいよユカちゃんに会えます・・・
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