![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/6e/e3ee777bda90bfe13c6f8977bb1cda5f.png)
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酒田市美術館で開催中の
「本池秀夫 革の世界展」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/7f/ef5c9f4577a8a7e3bfd3339ab8415448.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/47/e85f47913d743a10fe88dc37425a775f.jpg)
この日は、真夏の様な 快晴のお天気
美術館のお庭と 青空がとってもキレイでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/19/30916e6eb7dbf482767ddc1a22535eaa.png)
「本池秀夫」さんは鳥取県米子市在住の
レザーアーティスト
イタリアの磁器人形作家=ジュゼッペ カッペ と
ノーマンロックウェルに影響を受けて
革の人形づくりを初めてから
創作活動は40年にもなるそうです
この作品も 木やロープに至るまで全て革で出来ています!
まったく予備知識なしで 知人に勧められて
今回、見にいったのですが、その作品の緻密さは
想像の範疇をはるかに超えてすばらしいものでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/8e/0025102ad3e594210fd896b5cbb49443.png)
レザーでどうやって 人形をカタチづくっているのか・・・
というのが素人なら誰でも疑問に思うところ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d4/fa76924748b1bc1d7b3893010026869e.png)
初めに硬質樹脂で型を作って、水で濡らした革を
それに貼り付けていきます
そして目や口は切り込みを入れて ヒトの顔が出来上がっていくのです
洋服はミシンで縫って着せていくそうです
この仕事がことごとく、細かいっ!!!
ピエロのお洋服はラム革-----柔らかいうえに、発色よく染まるんですって・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/a4/2904d685b1fc334a966b69e249e6aced.png)
「トイ ミュージアム」おもちゃ屋さんです
すべて 革です・・・
ラムに牛革・ゾウにダチョウ・サメ・ヘビ・ワニ・・・
その革それぞれに特徴があって、使い分けられているんですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/46/37b5e609b08ae55d35ffe981a794774e.png)
本当にどれも うっとり見とれてしまうほどの
細かさです。革の可能性は、本池さんの手にかかれば
無限のようです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/32/1bec20dbd6f6f8e724d80f635801ae87.png)
繊細な人形づくりが終わると「抑圧されたパワーの解放」
とでもいうように、大きな動物の製作に取り掛かるそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/e0/5294b5d93f92bc3b9f1693b0e9e2353d.png)
どれも実物大-----生きているかのようです
馬は今にも走り出しそうですし
ゴリラや犬の表情はどこか愛らしく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/7b/9ef05ef9d5977bf8838adc7ca65e7f36.png)
革の持つ 独特の深みある質感で
動物の特徴が生かされています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/57/efd4bee06c62a58a5ace1cf1c8ed868e.jpg)
オランウータンの親子---
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/aa/3c81deb64086eeaafd864b24b486db7a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/7d/67c6a0f4fc709d937f6c388ccf202d51.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d1/55824443e4ac267477e1c8c532d0253a.jpg)
お母さんに絡みつく子供の姿は
人間と一緒です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/51/f50cd95369cea02fcb0a3b1bb752e757.jpg)
指先から足先、こんなにリアルにつくられて
いるんですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/88/0992c74689ea6a545a57e150f5e83577.png)
レザーアーティスト 本池氏---
ハーレーを乗りこなす すてきなオジサマです
そもそも、なぜ、レザーという素材を使おうと思ったのか---?
それは捨てられるものを甦らせるおもしろさにある
と言います
食用とされたものには、必ず皮が残ります
それを、革として再び生かす---
いのちのサイクルの中に もう一つのいのちを吹き込む。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/3d/626d1b0ef706e01b951876b5af220cc4.png)
それは動物だったり、老人だったり子供だったりに
生まれ変わります。。。
そこには、本を子供に読み聞かせる老人---
といった
ストーリーがさらに生まれるのです
街角の大道芸人。それを観る老若男女の人々・・・・
親子だったり恋人だったり、
作品の人形たちは生き生きと表情豊かで、
私たちを笑顔にしてくれます
いのちのサイクルの中にある、不思議な魅力です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/59/78083497460765c379614b76a5a24cfa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/a3/acdf4c0bca62ff60856f9c8d0c6a8f48.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c7/97cee8d286372a12fcb1706286a32d58.jpg)
美術館のお庭は緑が生き生きとして
遠くに見える 鳥海山が 晴天の一日に幸福感を添えていました。。。
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