パルコミュージアムで開催中の
「篠原有司男・篠原乃り子 二人展-----愛の雄叫び東京篇」
このタイトルからして かなりオモシロそうですよね
篠原有司男------1932年生まれ
通称 ギュウちゃん
1960年、芸術グループ「ネオダダ」結成
NYに渡り、81歳になる現在も前衛的アート作品の
制作に精力的
妻・乃り子-----1972年 有司男と恋におち結婚
子育てをしながらもアート作品の制作をつづけ
独自の表現方法を発見
この二人 見るからに強いパワー持ってますよね
今回は夫婦のドキュメンタリー映画「キューティー&ボクサー」
の公開を記念しての
展覧会 開催となりました。。。。
まずはギュウちゃんの代表作
「オートバイ彫刻」
日本のアニメにもかなり影響を受けている様で-----これは
ポケモンによって受けたインスピレーションを作品にしたもの
アニメのスピード感がこのようなカタチで表現されています
意外にもこの作品----とっても緻密です
細かいところまで、作り込んであります
ブーツの靴ひもや、タイヤの模様まで、リアルかつ
躍動感にあふれています
アートって繊細さと大胆さの相反するものの共存が醍醐味----
まさに動き出しそうな、バイクが、アンバランスとバランスで
構成されています。。。
さらに二つ目の代表作
「ボクシングペインティング」
こんな風に制作されます
グローブをはめたギュウちゃん
グローブの先にはスポンジが付いていてそこにペンキを染み込ませます
そうしてチカラの限りに拳を振り上げます
カッコ良すぎです
とても81歳と思えないエネルギッシュなパフォーマンス
倒れてしまいそうなほど 全精力を注いで
打ち付ける拳-----
したたり落ちるペンキは
滾る血潮か----
全力で生きる者の額に流れる汗か-----
それとも、やり場のない 憤りか-----
見ているだけて、パワーをもらいます!!!
若かりし頃のギュウちゃん
こんなに長い間、ボクシングペインティングしているんですね
攻めのモヒカンヘアは、反逆精神の現れの様です
うかうかしていると、叩きのめされます。。。。
そして、乃リ子の作品
これもまた おもしろい-----!!!
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