先日のレスリー キーの写真展で見つけた
富永愛の写真集
「SUPER Ai Tominaga」
カバーは3種類 モードな冨永愛が
ヘアカラーの違いで3パターン----私はパープルヘアを購入
これは彼女のモデルキャリア15周年を記念して
発売されたもの
15歳でモデルデビューした富永愛が
15年のキャリアを一冊にまとめています
そして大事なこの中身-----はっきり言って物凄くいい!!
全部同じモデルさん?富永愛ってこんなにかわいいの---?
富永愛のモデルとしてのふり幅の広さに感動します
ページをめくるごとに エキサイティングしてきます。
初めて彼女を見たのが、ヴォーグの誌面
すらりと背の高い女子高生が
ルーズソックスから有り余る程の長い脚を見せていて
その小さな頭とのバランスが生身の人間ではない様でした。
そんな彼女も30歳----モデルキャリアのスタートは
皮肉にも、その背の高さからくるコンプレックスによるもの
街を歩けば「デカイ」と言われ続けた女子高生の
周囲に対する反発が大きなパワーになって今の彼女がある様です
変幻自在---どんな女性をも表現できます
そして、世界で一流の名立たるブランドとの仕事も
彼女のモデルとしてのスキルの高さの証明です。
時にはモードでハイクラスなお洋服をさらりと着こなし----
時には、まるで少女のようにナチュラルで---
富永愛ってこんなにステキだったんだと
あらためて感じました----
コンプレックスの克服が原動力になって
日本を代表するモデルにまで登りつめた彼女
一冊の写真集に女性の多面的魅力と羨望がぎっしり詰まっています!
きっとこれから、何度も
このページを繰り返しめくってしまうのでしょう----
そして忘れてならないのが
カメラマンのレスリー キー
13歳の時にすでに、両親を亡くしてしまった彼は
とても過酷な境遇に見舞われます。
食べていくのもやっとの状態で
働きに出たシンガポールの日系の工場で彼は
当時、勢いのあった日本の80年代カルチャーふれる事になるのです。
日本のテレビ、雑誌、音楽---辛い日々を過ごす彼にとって
そのすべてがファンタジーでした。
そして憧れの日本に来たのが、22歳の時
知り合いが一人もいない日本でも
当時、見るもの、食べるものすべてが、ワクワクでエキサイティングだったそうです---
彼はこう言います----
「15年間、夢の国日本にいる僕が改めて今、なお見続けられる
夢や幸せをかたちにしたかった----」
そして生まれた写真集が、「スーパー ラブ」です
そして、今の日本にはあの時のワクワクが見つからないとも
言い、寂しく嘆きます。。。
自分の仕事は、日本人がくれた夢への恩返し--
そんなレスリーキーの写真から
あふれるほどの愛が伝わり、
混沌とし、迷い続ける人びとに 大きなパッションを
与える事は、当然なのかもしれません。。。。
すべてがピュアでパワフル!
いわゆる スーパー ラブなのです!!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます