Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

21_21 DESIGN SIGHT

2013-12-31 17:06:23 | アート

         六本木ミッドタウンの中に
        こんな施設があるなんて、今まで全然気づきませんでした。
        「21_21 DESIGN SIGHT」

        ここは安藤忠雄氏設計のミュージアム
        しかし、既存の一般的ミュージアムとは
        一線を画しているのがここの特徴


        分かりやすく言うと
        デザインについて考える施設というのか-----
        私たちを囲むすべてのものをデザインという
        視点から考えてみよう-----という
         ミュージアムかもしれません


        とにもかくにも、この美しい建築
         安藤氏のデザインがまずは ここを訪れた 
         人々の目をくぎ付けにします。

        紙を折る様に、傾斜を描く屋根が印象的
        中もどうなっているのか気になります




       入ったらすぐに
       階段を下りて地下になっているんですね。。。


       表からみたガラスはほんの一部
        こうして地下深く 吹き抜けのようになっています
        これを見るだけでも、大満足

      なんでこんなデザインが出来るのだろう---?




       この日は今まで開催された 展示の総まとめになっていました
        テーマごとブースに分かれています


       例えば----東北の手仕事
       

       宮城県白石で作られる
        白石和紙----これは90を超えるおばあさんが中心となって
        工房を切り盛りし和紙をすいています。

       それは、原料のカジノキを育てるところから始まる
        徹底ぶり
       

       その伝統ある、上質な和紙は
       1200年続く、東大寺の法要で
       修行僧が身に着ける紙衣に使われているのです


       これは三宅一生氏がデザインしたもの


       かと思えば、ダイソンのクリーナー使った
       こんなものも。。。


       すでに、デザインとして成立している
        クリーナーを分解し、その部品をカラダの部位に合わせて
         洋服のように再構築させたもの


       このように多種多様な展示が今まで行われて来たのがわかります
       そのなかのこれは、ほんの一部-----


       いろんな角度から切り込んで
       デザインというものを考える--------そうすると
       やはり、私たちを取り囲む すべてのものはデザインされ
       デザインで成り立っていると言えます。。。

       建築や洋服だけではありません----

       それは、伝統工芸であったり
        毎日使う 文字もデザインと言えるかもしれません----
       さらには、生き方そのものも
         デザインしていけると考えれば
        どんどん面白くなっていきます。。。。

       日本のデザインにはすばらしいものがたくさんあります。
       そのアイデンティティを考えるには いい機会だと思います

        アタマを柔軟に、視点を変える事で 新しいものが見えてきます。。。。