Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実~

2012-11-08 14:47:01 | アート
  大阪からスタートしたツタンカーメン展----なんと
    11月6日には 来場者が160万人を突破したらしいのです
   開催当初から話題だった この展示、まだまだ 来場者の勢いは
   止まりそうに無いですね

   私も、この日を
   ずっと楽しみにしていました
   上野駅を降り立つと目の前に大きな看板

   すぐに入れるか不安でしたが

   案の定 入口までこの列です
   入場まで30分待ちだそうです
   週末は入場制限されてしまうそうなので、大勢の人達がどれだけ
   ツタンカーメン展に 関心をもっているかが分かります


   なんといっても 今回の注目は
   19歳で命をおとした 少年王----ツタンカーメンの墓から発見された
   豪華な宝飾品や道具の数々。。。

資金がそこを突き いよいよこれをもって
   打ち切られようとしていた ツタンカーメンの墓の発掘
   しかし、それは
   イギリス人考古学者ハワードカーター氏によって 最後のチャンスに
   3300年のとてつもない長い時間を経て 現代にあらわれたのです

   こんな 経緯からして もう興味がかきたてられます
   古代エジプトとピラミッド---  
   最新の現代の技術を用いてもいまだ 解明されない多くの謎
   そのうえ 9歳で王位につき 19歳で世から去った
   ツタンカーメンのそれには さらに多くの興味がわいてきて当然かと思います

   それと同時に----「死後も生は続く」死後の肉体と魂は再びよみがえる-----
   という 死生観についても考えさせられます
    なぜなら、棺と一緒に収められる 多くの埋葬品は、来世での永遠の生活を
    あらわしているからです

   紀元前1600年頃にエジプトの人々が造り上げた 当時出来た
   最高の技術で表される、栄華の品々を、21世紀の現代の人々が 目にする----
   なんて スバラシイ瞬間なのでしょう!
   そのうえ いまだ明かされない謎について 来場した 人々がそれぞれ
   わくわくしながら、想像をふくらませてみる・・・
   とっても贅沢な時間が過ごせるのでは?

   そういえば 最近偶然 みたテレビで流れていた唄
   歌詞はこんな でした。。。
   「星を見るのが好きだ------
    -------一万年前の人
       百万年前の人
       いろんな人が見た星と
       ぼくらが今見る星と
       ほとんど変わりがない--------」
    長い時間の流れのなかで 変わらないものなど無いのに
    星は 同じ様に輝き続ける
    それは 想像し難いほどの 長さ
    しかし 古代エジプトの人々も同じ星を見ては
    笑い 泣いたのかと 思うだけで こころがふっと軽くなります

   残念ながら 死者がよみがえる事がないにしても
   時間に限りがあるからこそ 
   空を見上げたりする事に喜びを感じることができるのでしょう

   そして自分の存在が消えても
    同じように 星は輝き続けて 時間によって過去と未来の
    人々がずっと繋がり続けて
    いく事が分かります。。。。