つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

これが性(さが)というものか

2012-03-19 06:55:05 | 絵・まんが

時折、絵を描き始めてから後悔することがある。

いま、改めて描き始めた作品もそうなのだが、1度後悔して
途中で放り出し、1年程置いていた作品なのだ。

何が後悔かというと、画紙前面に桜の花びらを散りばめた
イメージが湧き、取りかかったのだが、鉛筆の下絵から
描けども描けども、遅々として進まないのである。画紙の
半分ほど来て、挫折したのだった…。

わたしは、正直、めんどくさがりで、何につけても、あっさりと
淡白なのだが、こと絵になると、面倒だと思うほうのイメージを
選択して描きたがり、しつっこく、何度も何度も不満がなくなるまで
描き足し、描き直しを繰り返すのである。

ほんと…自分でもイヤになるのだが、何とかならんもんかと
いじりだすのである。今、その後悔中の作品に取りかかって
いるのだが、画紙一杯に落花の花弁が恐らく千枚に
なんなんとするのを一ひら一ひら描いたのだ。

これが、下絵から色塗りまで、やるわけであるから、なかなか
画紙が埋まらなかったのである。しかし、やっと昨日下絵が
終わったので、きょうから色塗りに入るところだ。

とにかく、花びら一ひら一ひら塗らなくては完成にたどり着かないので、
自分にゆっくり…ゆっくり…と、言い聞かせつつ、手を動かしている。

この作品が、いつ完成にこぎつけるのか、まったく先が読めない
のだが、こぎつけるのを祈りつつ…一ひらづつ塗り始めたとこである…。

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何がしあわせ…?

2012-03-16 05:57:01 | つらつら思うこと

東関東大震災以来、人生の幸せについて、より考えるようになった…。

自分は一体何をどうすれば、幸せと思えるのか、どんな結果が
得られれば幸せなのか…。つらつら考えたのだが、以外に具体的な
事が思い浮かばず、愕然としてしまった。

これでも、自他共に夢追いおっさんを標榜して、夢を追い続けて
いると思っていたのだが…はてさて、その夢とやらのハッキリした形が
以外に掴めず、「あれれ…?」と思ってしまったのである。

そこで、就寝前にベッドで目をつぶり、自分が何をやれば、
理想的な幸せが得られるのか…一番幸せな事って何なのか…
シュミレーションしつつ寝るようになった。

というわけで、今はああすれば、こうすれば…と幸せのバーチャルの
夢想を就寝前に繰り広げると、思わず頬がゆるみ、欲をかいているうちに
白河夜船に乗ってしまうのだった…。
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「じゅん」より

2012-03-14 06:04:52 | 絵・まんが

「茶房じゅん」のママから電話があった。
今年の夏に予定している作品展示の日程の知らせである。

7月20日~7月31日の約2週間だ。

7月の展示を、もうお知らせかと驚いたが、考えてみると、
展示の準備というのは、作品の選定はもちろん、案内状や、
ポストカードの作成、感想帳の用意など、何やかやで、
あっという間に1~2か月は過ぎてしまうのである。

それに、今年はああしてみようとか、こうしてみようとか
できる範囲の構成を考えたりするので、それに向けての
用意もある。

また、「じゅん」にしろ「奈邪」にしろ、ギャラリー喫茶として、
草分け的な存在なので、お客も眼が超えている。
(これが、けっこう緊張感があるのだ)半端な作品は
展示できないのである。

というわけで、今のうちから展示の準備を意識しながら
気を引き締めていこうかと思っている。

その前に、友人のカメラマンの感写さんが今月末に、
この「じゅん」で一足先の、作品展示を行うことになっている。
彼の写真は何とも言えない味わいがあるので楽しみに
しているのだ。

感写さんとは、一昨年の夏のわたしの展示のときに
知り合って以来、親交を深め、今は、かけがえのない
呑み友でもあるのだ。

はてさて…感写さんの展示に行ってヒヤカシテ
こようかな…。当然そのあとは、一杯…ということに
なるでありましょう。(笑)
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紙頼み

2012-03-12 07:43:00 | 絵・まんが
絵を描くときに紙に描くわけなのだが、この紙というのが
千差万別で、自分の画風に合うのを見つけるのがけっこう
大変なのだ。

わたしは、顔彩や墨を水で溶かして描くのだが、紙の色、
厚み、にじみ具合、など、種類によって全然違うので、
それを見つけるだけで、一苦労する。

幸い、最近紙専門の店を見つけたので、その店の店員さんと
相談しながら、5種類ぐらいをピックアップして使ってみることにした。

いま描いている紙は、水墨用の薄くてにじみの強い和紙なのだが、
描いてみると、薄い割に強いところがあるので、使いようによっては
なかなか面白い味が出そうである。

特に、にじみ具合が良さそうなので、久々、アメ翔くんに使って
いる。猫の毛のふわりとした感じが出ないかとの狙いだ。

2~3枚試しに描いてみたが、なかなか難しいところもあるが、
成功すると、他の紙よりも味が出そうだと、確信した。

というわけで、描いたのをUPしてみました。いかがでしょうか?
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もう花見?

2012-03-10 08:02:18 | ちょっとした出来事
このところ、暖かくなったかと思うと急に寒くなったり、と
典型的な三寒四温に突入している。

そんな折、暖かいと踏んで緑地公園に散歩に
出掛けてみたが、思ったよりも寒いではないか。

うかつにもマフラーを忘れたので、首筋がゾックリと
くる。しかしまあ、コートは着てきたので、襟筋を
立てて両手をポケットに突っ込んで歩いた。

先日の散歩で梅の花が3~4分咲きぐらいだったので、
真っ直ぐに梅林へと向かった。あれからどのくらい
咲いたか、確認したかったのである。

梅林は実は我が家から一番近い場所にあるのだ。

すぐに紅梅が目に飛び込んできて、梅の花の香りが
鼻孔に忍び入ってきた。

もう7~8分咲きで、梅見には十分である。よく
見ると、紅梅に白梅が混じり合い、さらに紅梅の
中にも、うす桃色や、ワインレッドなどの濃淡の
差があり、すばらしいグラデーションをなしている。

そのど真ん中を歩きながら、今度の週末はここで
梅見酒だな…と、ニンマリとほくそ笑んだ。

ひとしきり見終わって、梅林を抜けてちょっと足を
伸ばして、早々に帰ろうとしたとき、ふと眼をやると
何やら花が咲いてるではないか。それは公園の
トイレ近くにある2本の木である。2本とも白々とした
花がまばらに咲いている。「桜?」まさか、と思いつつ
近づいて見ると、間違いなく桜である。

早咲きの桜かどうか知らないが、5~6部咲きという
ところか…。あわれ、トイレ近くという憂き目のせいか
だーれもいない。われ一人思わず、見入ってしまった。

というわけで、一足早い、見るだけ花見を
やってしまったのだった…。
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