時折、絵を描き始めてから後悔することがある。
いま、改めて描き始めた作品もそうなのだが、1度後悔して
途中で放り出し、1年程置いていた作品なのだ。
何が後悔かというと、画紙前面に桜の花びらを散りばめた
イメージが湧き、取りかかったのだが、鉛筆の下絵から
描けども描けども、遅々として進まないのである。画紙の
半分ほど来て、挫折したのだった…。
わたしは、正直、めんどくさがりで、何につけても、あっさりと
淡白なのだが、こと絵になると、面倒だと思うほうのイメージを
選択して描きたがり、しつっこく、何度も何度も不満がなくなるまで
描き足し、描き直しを繰り返すのである。
ほんと…自分でもイヤになるのだが、何とかならんもんかと
いじりだすのである。今、その後悔中の作品に取りかかって
いるのだが、画紙一杯に落花の花弁が恐らく千枚に
なんなんとするのを一ひら一ひら描いたのだ。
これが、下絵から色塗りまで、やるわけであるから、なかなか
画紙が埋まらなかったのである。しかし、やっと昨日下絵が
終わったので、きょうから色塗りに入るところだ。
とにかく、花びら一ひら一ひら塗らなくては完成にたどり着かないので、
自分にゆっくり…ゆっくり…と、言い聞かせつつ、手を動かしている。
この作品が、いつ完成にこぎつけるのか、まったく先が読めない
のだが、こぎつけるのを祈りつつ…一ひらづつ塗り始めたとこである…。
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