正直わが予想は、悲観的で１－３で、なでしこの負けだった。リベンジに燃えるアメリカのモチベーションとデンマークを５－０と
撃破した好調さ、同じくデンマークに２－０と勝ったなでしこの
モタモタぶりに、そう判断したのだが、いい感じに裏切ってくれたのだった。
なでしこの皆さまにはこの場を借りて、平に謝りたい。
試合開始早々のなでしこの好調な動きを見て、おやおや…
と期待が膨らんだのだった。前半を０－０で終わった時、
よしよし…と安堵感が漂った。
この前半を０に抑えるというのが、対アメリカ戦では必須なのである。
後半に入って、ちょっとアメリカに反撃され、あわや、という場面も
あったが、ワンチャンスで１点もぎ取り、そのまま逃げ切ってくれた。
拍手！
何だかんだ言っても、アメリカには２５戦して１度も勝っていない
のである。Ｗカップの決勝でアメリカを下したといっても、ＰＫで
勝ったのであって、記録的には引き分けなのである。そういう意味でも
大きいのだ。
この試合では、同じ２勝ながら、得失点差で、引き分けても
アメリカの勝ちになって、３位以下になるとこだったのである。
何だか、もういいような気がしてしまったのだが、イヤまだ、
ドイツとの決勝が残っている。女子サッカーのＦＩＦＡランキングでは、
アメリカ１位２位がドイツなのである。我がなでしこは３位と、
後塵を拝しているのだ。
しかも、ドイツは前回日本に敗れ、オリンピックの出場権を
失っているのである。リベンジ精神は、アメリカに勝るとも
劣らないのだ。
いま一度気を引き締めて応援しようと思う。
