大寒が過ぎたとはいえまだまだ寒い。こんな夕べはやっぱり鍋を囲んで、家族でほっこりするのが世界平和のためにも
いいんではないかと、我が家では鍋料理が多くなっている。
そこで、わたくしお勧めの鍋料理を紹介させていただきます。
と、大見えを切ってしまったが、実は適当料理なので
お気軽に読んでください。
正式には「金目のみぞれ鍋」なのだが、金目ダイは我が清貧の
暮らしにおいては高価なので、なんと生鮭の粗（あら）
でやってしまったのである。（これがいい粗だったのだ）
①鮭の切り身であれば、３つくらいに切り分け、これに
小麦粉を薄くまぶして（ビニール袋に小麦粉を入れて
魚の切り身を入れ、シャッフルすればＯＫ）実際は１７５度
の油で揚げるのだが、フライパンにサラダ油を引いて完全に
火が通らないぐらいにソテーする。
②大根はなるべく粗くおろす。（おろし汁は取っておいて
後で炊き汁に加える）そのおろした大根を水洗いする。
（大根くささが消えて品が出る・水洗いした水は捨てる）
③厚揚げは熱湯を通して油切りして一口大に切っておく。
エノキは根を3センチぐらいのとこで切り、春菊は食べやすい
大きさ、青ネギは斜め切りにしておく。
④鍋に（土鍋があればベスト）水１ℓ・おろし大根のしぼり汁・
出しこぶ（うちでは白だし６０ｍｌ）を入れ、火をつけて
（ミリン・酒・各７０ｍｌ・砂糖・小さじ１）を加えて
味を整える。
⑤沸騰してきたら鮭・厚揚げ・エノキを入れ、再び沸騰
してきたら、中火にして５分ほどしたら汁の味見をして、
薄かったら塩で味を整える。おろし大根を回し入れる。
⑥１～２分炊いたら青ネギを散らして火を止め、蓋をして
少し蒸らして食卓へ。
魚はキンメがベストなんでしょうが、タラもうまいですよ。
野菜は少なめが素材の魚の味が生かせるようだ。
これが、手前みそながらけっこういけたのである。ただまあ、
いかにせん適当人間なので、適当に作ったのがたまたま
イケた感じがしたというだけのことなので、料理上手の
お歴々にはお笑い草かもしれないのだが、気が向いたら
お試しあれ…。
