つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

弁当を攻める(我がダイエット法)

2007-11-11 06:02:17 | ちょっとした出来事
この年になると、ちょっと食べ過ぎるとたちまち
メタボリックシンドロームの兆しが垣間見えるようになる。

私の場合は、口の中の肉を噛んでしまうのが、その兆しなのだ。

ヤバイ…そう思ったときから我がダイエットが始まる。
と言っても、たいしたものではないのだ、ただ一品食べるのをやめるだけである。

大概は揚げ物を一品遠慮するのだが、好きな魚の揚げ物だと、これを
食べないストレスと、食べた喜びとを比較すると、食べた喜びの方が
勝るので、まあ…これはこれでいいんじゃないかと、食べてしまうのである。

そんなわけで、比較的楽なダイエット法なのではないかと思う。
後は、アルコールを飲んだ後、ごはん・麺類等を食べないなどである。

そんなダイエット時、会社の昼飯の弁当が問題なのだ。

なにしろ、勤労の後の弁当はささやかで、唯一といってもいい楽しみだからだ。

社弁は業者が昼飯時に配達してくれるのだが、7つの凹みにおかずが
入った、弁当である。

本日の弁当のおかずは、コロッケ・サバの塩焼き・ウインナ。
春雨と牛肉のあえもの。キャベツ・ニンジン・イカの炒め物。
ジャガイモ・竹の子・ごぼう・さやエンドウ・豚肉・の肉じゃが風炒め物。
ほうれん草とカニかまぼこのあえもの・後は漬物である。

一見してまあまあ…というところか、この一見というのが、
意外と大事で、弁当も人相と同じで相があると思う。フタを空けた時の
ささやかな期待感は、この相で決まるのである。
あまりの貧相にガックリということも珍しくないのだ。

しかし今日の弁当のコンセプトは一体何なのか、メーンのおかずに、
サバにコロッケ・ウインナを配したところは、さっぱりわからない。

まあ…天高し馬肥ゆる秋…で、なんでも食べて頂戴というところか。

私は本来、好きなものは最後に食べるタイプなのだが、この日は
一品ダイエットをにらんで食べなければならない。

そうなるとメーンのうちのコロッケかサバを残さなければならない
ということになる。やはり秋サバは嫁に食わすな、で最初に旬のサバに
かぶりついた。

う~んやっぱりか…生さばの塩焼きではない。つまり旬かどうかは
はなはだ怪しい…まあ、味からして秋サバではないと見た。

やむなく口直しに、肉じゃが風の煮物をつまみ、ほうれん草と
カニかまぼこのあえもので口の中を落ち着かせた。

さて、一通り食べ終わって、最後に残ったコロッケだが、
一見しても何コロッケだかわからない。箸先で割ってみるのも
なんだか好きじゃあない。

これを食べる喜びとダイエットのために残すストレスかを比べたら、
最初のサバが旬でなかったという不満が残っていて、食べる喜びというより、
食べないほうがストレスが大きいと判断してパクリといってしまったのだった。

これが、カレーコロッケで前日の我が家の晩御飯がカレーで、
今朝もその残りをたっぷりと食べてきていたのだった。

こうして一品ダイエットは撃沈。口直しもできない昼飯と
あいなったわけなのだった。こんなもんだ…。
コメント (4)
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