つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

とうとう作品展示の「奈邪」最後へⅦ

2007-05-03 04:20:04 | ちょっとした出来事
「奈邪」へ行った回数を見ると、結局今まで6回行っていて、
展示中は7回目の今回がいよいよ最後になる。

1ヶ月の展示は通常では永いのだが、この「奈邪」では
あまりそんな感じはしなかった。

片道車で2時間かかってしまうので、寝不足の時など
ちょっと注意しないと、ウトウトしたりする。

しかし名古屋から豊川へ近づくにつれ、だんだん山が見えてくるのだ。
田舎育ちの私とカミさんは、それがなんともうれしいのである。
今回が最後かと思うと感慨もひとしおだった。

きょうは知り合いのMさん夫妻も来てくださると、メールを
いただいていたので、その楽しみもあったのだ。

「奈邪」へ到着するとマスターが「あれ?あしたの日曜日じゃなかったの」
と言った。実は先週来た時に、土曜日はちょっと用事があって
日曜日に来ますと言ってあったのだ。

「用事が日曜日になったんで今日来たんです」「ああ…そうでしたか」
私はアイスコーヒーとカレーを注文して、最後になる絵を一巡り。

置いてあった感想帳を見てみると、ハガキで「行きます」
といただいていた「漆講座」で知り合ったHさんが来てくれていた。

彼女は確か守山区じゃなかったか、遠いところから来てくれて
いたのだ。深く感謝するとともに、なんだか申し訳ない感じだった。

もう一人「あ…」と思うような人が来てくれていた。
それは私が最初に作品を展示させていただいたギャラリー喫茶「J茶屋」
のオーナーママだった。
ギャラリー喫茶で展示する原点となったところで、詩人のH本さんや、
先の「漆講座」で知り合ったH嬢とも会った処なのだ。
ありがたかったし、ほんとに嬉しかった。ありがとうございます。

いつの間にか店内は一杯になってきていて、「奈邪」の前は
車が一杯になっていた。ありゃ、M夫妻がやってきたとき
留めるとこあるのかなあ…と心配になってきて、マスターに
聞くと、「そっちに駐車場がありますよ」と言って表を指差した。

店のマドンナのT子さんに表へ出て教えてもらった。
ああけっこう留めれるなあ、これなら心配ないと一安心。

するとその時、1羽のすずめが彼女のそばを付かず離れずの
感じでちょこちょこと飛び跳ねている。

「あ…これが例のすずめか」と思った。以前マスターから
なついたすずめがいることを聞いていたのだ。
すっかりT子さんにも慣れた様子で、まるで放し飼いされてる
ペットのようだった。

その可愛さに席に着いてからも、カミさんと二人しばし眺めていた。
ああ…こんな「奈邪」とももうしばらくなんだなあ…と思うと
しんみりしてしまった。

4時になってもM夫妻は現れないので、きっと都合が悪くなったんだろうと
「奈邪」を後にして帰路についた。

その夜M夫妻の奥さんから電話が掛かってきて、きょう「奈邪」へ
行ってくれたそうで、道路の混みあいと、旦那様が途中2度もおなかの
具合いが悪くなって、車を途中で止めたりとで遅くなった旨を話してくれた。

到着したのは4時30分だというので、しまった!もう少し居れば…
と悔やんだが後の祭りだった。Mさんの奥様のほうは俳句で
お世話になっている方を介して知っていたのだが、旦那様とは
前回の展示のとき一緒に来てくださって、釣りのことで話が弾んだのだった。

ああ…今回は残念だったが、旦那様のお体大丈夫かな…と
健康のほうが気になってしまった。

しかしみんな遠いとこまで来てくれてほんとありがたいと
心から感謝してます。
ありがとうございました。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする