老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

独りは良い

2023-01-10 22:10:01 | 老人日記
夜、独りで前の家に。
おかしいのだ。
最近の私は。この家で一人になりたかったのだ。🌉

ナニャメが、まとわりついて、かわいいが、、、、
爪をたてられるのは、辟易とする。
この家にはテレビが無いから時間を潰すのが困る。
テレビやパソコンでゲームをやっている間は無心になれるから、。

本だけはいっぱい。

昔の「詩のある俳句」なる本があった。嶋岡しん氏著書。1922年発行。

現在の俳句読本は読まないから、新鮮だ。


弾みては毬てのひらを押し上ぐる  長谷川櫂

牛乳の沸きこぼれをり冬木立  長谷川櫂



いきおいの試み。
なぞと評をしている。
複雑微妙 そんな読後感。

櫂氏は今、この句を読んで、いかように思うのか?
なかなか、名句は残せない。

一月の川一月の谷の中   飯田龍太


そんな誰にも愛称される句をかっての師には詠んでいただきたい。


パソコンとテレビがあれば、この家、捨て置くのはまこと勿体無い。
落ち着く。
自分で気にいったように古民家風にした家だ。
が、少し寒い。




コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 竜宮城 | トップ | ハナキリン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿