巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

闘将星野仙一氏逝く。「巨人は強くなければ」の言葉は重い。

2018-01-07 | プロ野球
また一つの世界が失せた。長嶋、王を相手に闘魂を傾けた男がその長嶋、王より先に逝ってしまった。日本のプロ野球に貢献した一人として、冥福を祈るばかりだ。

星野は巨人と、いや長嶋と王を倒すために中日に入団した。かつては阪神の村山がそうだったように。巨人のV10を阻んだ立役者のひとりでもある。

長嶋、王をバックにして投げたかった金田(国鉄、現ヤクルト)、全身全霊で長嶋、王に相対した阪神村山、江夏。カミソリシュートで立ちはだかった大洋(現DeNA)平松。

そんなサムライたちの中の一人が星野仙一だった。闘志むき出しの投球スタイルは今も目の奥にある。しかし、ここにも「世のならい」は訪れた。膵臓がんというサヨナラ打を打たれたのだ。

その星野仙、巨人の首脳陣から主力選手をつかまえては「巨人が強くなければ日本のプロ野球は面白くない」と言い続けてきたそうだ。敵将のこの言葉は重い。

多分、星野仙は「金に任せて補強しろ」と言っているのではないと思う。自分が長嶋、王に立ち向かったように、巨人の選手全員が立ち向かっていく姿で強くなることを望んだのだろう。

「巨人は強くなければならない」の言葉は、読売のおっさん達が言う「巨人は強くあれ」の金まみれダミ声ではない。世の中に、善玉ファンに認められた強さを指して言うのだ。

今年は高橋監督3年目の年だ。またもや監督交代のシーズンオフを迎えるような成績で終わうのか、それとも広島、阪神を退けてのセ界の覇者となるのか。「巨人は強くなければ」の言葉は重い。

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