山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

防鳥ネット掛け の その後

2022年09月02日 | 食育

保育園でのお米作り。

初めての穂が出て、防鳥ネットを張ってから早二週間が過ぎました。

その後、残りの穂も出たのか気になっていました。

そんなことを思っていたら、何か通じたのでしょうか?

園長先生から嬉しい便りが。

ネットで囲んだ稲達も無事全て穂が出たそう。

穂が最初に出た部分は、だんだん頭を垂れてきたそうですよ。

一方、ネットの囲いから外れた田んぼがひとつ・・・。

実は、毎年ネットで囲いをしてしまうと、こども達の興味が薄れてしまうそう。

と言うことで、田んぼのすぐヘリで穂が出るときの茎を触ってみたり、花が咲いた時近くで観察できるようにと、囲いの外に一箱だけ残しました。

その時のお話。

「皆が植えた田んぼは、スズメさんに食べられないようにネットで囲みました。」

「でも、ネットで囲むと見えにくくなるので、一つだけ皆が良く見えるようにしました。」

「穂が出てきたのが良く分かるね。」と先生。

「このままだと、スズメさんに食べられてしまうよ。」と園児たち。

先生も「そうね。」

「スズメさん達にあげても、僕たちのお米さんはいっぱいあるから、大丈夫だよ。」と。

そこで、園児たちが作ったのがこれ。

「すずめさんのおこめ」の看板です。

先生たちが、園児達のために用意したお米さんが、今度はスズメさん達おこめに。

やさしいですね。

スズメさん達、きっと今まで食べたことのないおいしーいお米さんを食べることが出来るでしょうね。

まさに、「プレミアム ライス」ですね。