藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

「あずましい」

2010年02月09日 | インポート


昨年、北海道の新聞社で、室蘭民報社、十勝毎日新聞社、釧路新聞社、苫小牧民報社、函館新聞社の5社が、一年間にわたり、池田名誉会長の特別寄稿「愛する北海天地」が掲載された。この特別寄稿12編と、長編詩「愛する北海天地」、「厚田村」ー恩師の故郷に憶う、が盛り込まれて一冊の本になった。早速手に入れて一気に読みました。

冒頭、「はじめに」の中に、「北海道の友には、誰人をも暖かく包み込む心の温もりがある。それは「あずましい」という居心地の良さであろうか。この言葉は、「わが妻が側にいるという安心感」に由来すると聞いた。私は、この垣根のない、広々と開かれた北海道が大好きだ。この心に学び、伸びやかな連帯を広げていくところに、現代の閉塞感を打ち破る希望があるのではないだろうか」とありました。

垣根のない心、この人間関係が幾重にも広がる中に、新たな希望が生まれてくる。若い時には近所のおじさん、おばさん達が「あずましいねー」と、よく話していましたが、最近はあまり聞かなくなりました。しかし、農漁村などを訪ねるとこうした言葉がいくつも飛び交います。何かほっとする感じがします。心の温もりは、相手を思いやる心から感じるのでしょうね。本を読み終えて、安心感を与えていける自分になりたいと思いました。

無料クーポン券の期限せまる

2010年02月09日 | インポート


平成21年度女性特有のがん検診推進事業の対象者に送られた、乳がん・子宮頚がん検診「無料クーポン券」の有効期限は、苫小牧市の場合、平成22年2月28日(日)です。女性の笑顔を守るため、対象の方には無料クーポン券が配布されています。「早期発見」は女性の命と健康を守ることができます。まだ検診を受けていない方は、是非受けてほしいと思います。

鳩山首相は、「命を守りたい」と施政方針演説で24回も訴えていましたが、乳がん・子宮頚がんの「無料クーポン」の予算が、来年度予算案では、3分の1近くにまで削減されています。言っている事とやっている事が違いすぎてはいませんか?矛盾だらけですね。「命を守りたい」という言葉だけでは心に響きません。そう思うのは私だけでしょうか?

子宮頚がんの主な原因は、ヒトパピローマ・ウイルス(HPV)です。国内では、12歳児にワクチンを接種した場合、発症を年間約3700件(73.1%)減らす事が出来るという試算があります。予防ワクチンは、20年間効果が持続すると予測されていますが、現在3回の接種で5万円程度かかることから公費助成が望まれています。公明党はワクチンの無料接種を訴えております。

ボランティアスクール

2010年02月08日 | インポート


昨日の7日日曜日に、心身障害者福祉センターで、高校生を対象にした、「ボランティアスクール ふくし探検隊」が行われました。1月31日に第1回目があり今回は2回目でありました。青少年のボランティア活動への参加や、障がい者のイメージを見直すきっかけとして、障がい者スポーツにチャレンジするもので、苫小牧社会福祉協議会と、苫小牧ボランティアセンターの主催で行われました。今回は、高校生10人の参加で3種目のスポーツを体験していました。その1種目目は、「車いすダーツ」です。苫小牧障害者ダーツクラブ「Twinkle](相原代表)の協力で、車いすに乗ってのダーツに挑戦していました。自己申告で得点を言いますが、良くても悪くても、お互いに声を掛け合いながらプレーをするスポーツで、集中力が重要だと感じました。



2種目目は、サウンドテーブルテニス(音卓球)で、「苫小牧視覚障害者福祉協議会」の協力で、アイマスクを着けての卓球でした。音の出るボールをネットの下を通して打ち合います。アイマスクで全く見えない状況で、音を聞きながら打ち返す卓球で、これも集中力がいるスポーツでした。



最後の3種目目は、「車いすバスケットボール」」でした。苫小牧車いすバスケットボールクラブの協力で挑戦していました。慣れない手つきで車いすを操作する高校生に比べ、クラブの方々は自由自在に車いすを操り、結構激しいスポーツでした。障害者スポーツの3種目を見させて頂き、生き生きとしている姿に、感動を覚えました。ルールを守り、お互いを励ましながらプレーする姿・声が印象的でした。参加した高校生も何かをつかんだのではないかと思います。スポーツはやっぱり楽しくて良いですね。自分も何かやりたくなりました。

44回目のとまこまいスケートまつり

2010年02月06日 | インポート


今日の午前11時から、スケートまつり開会式と、ちびっ子すべり台引き渡し会がありました。割と暖かい天候に恵まれ、多くの市民が訪れ、ステージでのショーや、すべり台などで遊んでいました。すべり台の設営は自衛隊第7師団の皆様でした。大変にありがとうございました。また、開会までの準備にかかわった関係者の皆様、ありがとうございました。6日、7日の2日間は、無事故と大盛況になりますように・・・

開会式終了後には、とまこまい名物のしばれ焼きをご馳走になり、久しぶりの味に感動でした。中学生の時には、高丘のハイランドスケートセンターが祭り会場で、昼はリンクでスケートをし、夜には駐車場に並べたドラム缶で、ジンギスカン(しばれ焼き)を食べたのが懐かしいです。夜は照明も暗く、肉が焼けているかわからくて、口に入れたら生肉だったこともありました。冬の外で食べるしばれ焼きは、寒くても美味しくて箸が止まらなかったです。ご馳走様でした


辞職勧告案を提出

2010年02月05日 | インポート


昨日に引き続き、とても寒い朝を迎えました。寒いというより痛いという感じの寒さですね。昨日は立春でしたが、北海道はまだまだ寒い日が続きます。風邪には気をつけましょうね!

昨日、民主党の石川知裕容疑者(衆議院議員)ら3人が、政治資金規正法違反で起訴されたことに対して公明党、自民党、みんなの党の3党で、辞職勧告決議案を衆院議長に提出した。決議案では「現職国会議員の起訴は極めて深刻な事態であり、政治に向けられる国民の視線は厳しい」と指摘している。公明党の漆原国対委員長は、「国会としての自浄作用を明らかにするため、本人が辞めないなら、辞職勧告せざるを得ない」と述べている。

しかし、議員辞職勧告決議案に対して、昨日の新聞報道によると、「民主党は衆院議員運営員会で決議案の本会議上程に反対し、廃案にすることを狙っている」(読売新聞)らしい。数の横暴で廃案にしてしまうとすれば、政治とカネの問題で不信感を募らせた問題であり、国民の納得は得られないと感じる。国民の信頼を得るためにも、議員辞職は当然として、国会でも再発防止策を早急に取りまとめ、2度と政治とカネの問題が起きないよう最善を尽くすべきである。そうでなければ国会そのものの自浄作用の欠如となり、国民から信頼されることにはならない。