公明党の漆原国対委員長は、与野党各党を訪れ、「政治とカネ」をめぐる問題の、再発防止のため、各党に協議機関の設置を呼び掛けた。すでに国会に提出をしている、秘書など会計責任者が虚偽記載などで有罪になれば、議員の公民権停止するという政治資金規正法の改正案や、企業団体献金の禁止、政党交付金の問題など、「政治とカネ」の問題に対する再発防止策であり、国会としての自浄能力を示す必要がある。今国会で、与野党しっかりと議論して、国民に信頼される政治を確立してもらいたいものである。
民主党は野党時代、クリーンな政治を標榜し、疑惑追及に最も厳しい政党だったはずです。ところが、今の民主党は一体どうしたのでしょうか、これだけの疑惑があるにもかかわらず、誰一人として鳩山総理や、小沢幹事長の疑惑解明を求める声が聞かれない。逆に民主党という巨大与党が、検察やマスコミに圧力をかけ、疑惑を封じ込めようとしているように見えます。もし、政治権力が自分たちに不都合な勢力を押しつぶしてしまうとしたら、それは民主主義の対極にある姿であると言わなければならない。