藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

11月10日、苫小牧市立病院災害対策訓練が行われました。

2014年11月10日 | 日記


訓練は、午後3時に発生した地震によって、市内に多数の負傷者がおり市立病院に搬送される可能性が高いとの通報を受けて災害対応を実施するという想定で、午後6時30分から訓練が始まりました。

市立病院では災害対策訓練は今回で3度目だが、消防と一緒に行う大規模な訓練は今回が初めて。想定患者数は30人から35人、参加職員数は140人程度となっていた。
参加職員には詳細は伝えておらず、当日の役割も知らせていないという状況で、人員配置センターで役割が書かれたアクションカードを配布して、その指示に従って行動するというものでした。



玄関エリアでは搬入された負傷者のトリアージを行い、緑・黄・赤・黒のエリアにそれぞれ移動して治療を開始するという流れでした。
緑は待機群の治療、黄は準待機群(中傷)の治療、赤は重傷者で黒は死亡者の対応です。他にも放射線画像検査や、臨時薬局、検体検査、家族対応など場所を設定して対応していました。




終了は午後8時頃でした。その後2階の講堂に参加職員が集まり講評が行われました。消防本部と院長からそれぞれ挨拶がありました。
訓練当初は何をどうして良いかわからない方もいたようですが、後半にはスムーズに訓練ができたように思います。いずれにしても災害はいつ起きるかわからない。何度も訓練を繰り返す中で、災害に対応できる市立病院となってもらいたいと思います。すでに本格的な災害対策訓練を実施している王子綜合病院とも連携して、市民の生命を守る災害対策病院となることを願います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿