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10月24日川崎市の日本医科大学武蔵小杉病院にある認知症センターで、「街ぐるみ認知症相談センター」を会派で視察。
ここは認知症の早期発見や、かかりつけ医による認知症診療システムの構築、認知症の人と家族を支えるネットワークの促進を目的に2007年12月に日本医科大学武蔵小杉キャンパス南館に開設された。
相談などの利用は無料で、居住の地域にかかわらず利用でき、半年ごとの定期的な来所を促している。
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センターでは臨床心理士4名と相談補助・事務担当7名のスタッフで対応しており、相談の流れは説明・同意書・問診の後、タッチパネル式物忘れ検査を実施。検査はコンピュータ画面をタッチペンで軽く押すという簡単な方法で、所要時間も3~5分程度と短い。検査の結果12点以下であれば面談による検査や、家族からの情報収集などを行い情報提供書をかかりつけ医や専門医へつなげている。
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認知症は早期発見・早期治療が大切。現在、地域包括支援センターや市の介護福祉課に相談窓口はあるものの、認知度も低いと感じている。かかりつけ医との連携もこれからという実態です。いつでも誰でも気軽に相談できる早期発見のネットワークが大切と実感しました。