藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

学校・家庭・地域で取り組む命を守る絆の防災

2014年10月05日 | 日記


10月5日10時より苫小牧市内のホテルで防災を考える市民の会主催で、防災セミナーを開催しました。
講師には群馬大学大学院教授の片田敏孝氏を招いて、「学校・家庭・地域で取り組む命を守る絆の防災」と題する講演をして頂きました。会場には町内会や、学校関係者、行政の方など様々な方の出席があり大成功で終えることができました。

防災を考える市民の会では、一昨年より市内沿岸部の地域を中心に町内会とも連携して4箇所でセミナーを開催してきました。セミナーでは片田教授の防災教育のDVDを放映した後、市の危機管理室の出前講座を行ってきました。

今回は、釜石の奇跡と言われた防災教育を、体を張って推進してこられた片田教授を迎えて待望の防災セミナーを開催。



最初に、防災を考える市民の会を代表して安藤邦夫氏より挨拶が有り、市民の会の活動を紹介し、災害に備えることをともに学び合いたいと挨拶。



片田教授は講演で、近年の合災害や凶暴な台風、そして火山噴火などについて語り、災害に対して備えることが大事と語り、何度も津波被害を経験している釜石での防災教育について自ら行ってきた取り組みを紹介。また東日本大震災後の活動についても語っていただき、2時間の講演もあっという間に終わってしまいました。防災の一義的な目的は災害ごときで人を死なせないこと、そして防災教育は、継続して行くことが重要。災害に備えることが当たり前という文化を作ること。との話に感銘しました。大変にお忙しいなか講演していただいた片田教授に心から感謝致します。また休日にも関わらず多くの市民の皆様にご参加くださり、御礼を申し上げます。大変にありがとうございました。
これからも防災を考える市民の会を継続していき、災害に備えることが当たり前、という地域・社会を目指して取り組んでいきたいと思います。