藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

無責任な「トラスト・ミー」

2012年08月05日 | インポート


今日の苫小牧は雨、夏とは思えないくらいの涼しさだ。今朝の新聞のコラムを読んで思わず笑ってしまった。2010年4月ワシントンでの鳩山元首相とオバマ大統領のやり取りのことでした。

記事にはこう綴っている。鳩山氏は沖縄問題をめぐる立場の難しさばかりを言いつのる。しびれを切らしたオバマ大統領は、「本論に入ろう。去年11月、あなたは『信じてくれ』と言ったのに、何もやっていない。すぐやってくれ」 これは、米国家安全保障会議のアジア上級部長だったジェフリー・ベーダー氏が回顧録で明かした逸話だ。

記事ではさらに「7月20日、首相官邸前での原発再稼働反対のデモに参加した際も、鳩山氏は「皆さんの声を官邸に伝え、政治の流れを変える役割を果たしたい」と語った。

首相在任中に成長と地球温暖化防止の観点から原発輸出を推進したことを忘れたかのようにふるまう人物の約束を、誰が信じるだろう。重いはずの首相経験者の言動が軽い。まさか、また「トラスト・ミー」とは言わないでしょうね。と

広島は明日8月6日、67回目の「原爆の日」を迎える。民衆を守るという大情熱なき権力者がいるかぎり、この国は安穏だとは言えない。