藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

ストレス社会の病

2011年02月26日 | インポート


誰にでも起こりうる「うつ病」は、心のエネルギーが消耗してゼロになってしまった状態という。精神科医の前田正氏は語っている。日本では13~14人に1人の割合で、うつ病、ないしうつ状態になると言われている。男性よりも女性の方が発病する確率は高く、ピークは20代~30代と50代~60代とのことです。うつ病は身体の病気と一緒で、早期発見・早期治療が大切。今、注目されている「認知行動療法」は、うつになりやすい考え方のクセを、現実的で合理的な考え方に変えて、少しでも気分を楽にしていけるようにしていくものです。

前田氏はうつ病予防のポイントとして、5点挙げている。それは
①何でも本音で話せる人を最低一人はもつ。
②一見悪い出来事の中に、ポジティブな意味を見出していく。
③思い悩んだ時、常に3つ以上の可能性を考える。
④優れた自分もダメな自分も丸ごと受け入れる。
⑤自然な心の流れに立ち返る(「じゃー、まーいいか」と考える)

必ず良くなると信じて、忍耐強く病と向き合い、自ら蘇生していくことが大事だと思います。「病気の苦悩は、より大いなる境涯の高みへ飛翔しゆく為の魂の翼となる」と言われます。自ら病の意味を知ることが出来た時に、本当の意味での蘇生が出来る。と